レジス パスキエ

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IMG_1439先週金曜日(16日)に東京文化会館小ホールで、レジス パスキエのレクチャーコンサートを聴きました。

プログラムは、フォーレ、ドビュッシー、ラベル、サン サーンスのヴァイオリンソナタでした。レクチャーコンサートなので、お話が間に入っています。

録音では何度も聴いていますが、生演奏は初めてなので、何日も前から楽しみにしていました。

フランスの至宝、と称えられているのは知っていましたが、本当に何から何まで素晴らしくて、なんと表現してよいかわかりません。

演奏は、すごく良かった!!としか書けません。なので、お話してくださったことについて書きます。

パスキエのお父さんは1902年の生まれだそうです。パリ高等音楽院の校長先生もされた音楽家だったそうです。それで、ドビュッシーとお知り合いだったり、その時代の名だたる音楽家がとても身近な存在だったそうです。パスキエはそんなお父さんから、音楽家たちのお話をたくさん聞いたそうです。

フォーレは、ラベルの先生でやはりパリ高等音楽院の校長先生をしていたそうです。フォーレの音楽がとても複雑なのは、フォーレが化学好きだった事と関係があるそうです。ベートーヴェンと同じように耳の病気にかかってしまい(同じ病気ではないそうですが)、だんだん耳が聴こえなくなっていったそうです。そのことがハーモニーのサイエンスに繋がっていったそうです。

ドビュッシーは、フランクの弟子だったそうです。パスキエのお父さんはドビュッシーの話をよくしたそうです。フォーレとは全く違い、情景を音にした音楽家であり、フランクから教わったことと全く違う方法で作曲したがったそうです。海が好きで、一日中ノルマンディーの海を見て過ごすこともあったそうです。その時代のクラシックな書法に反抗して、新しいスタイルを創ったところは、ロートレックと似ている、とおっしゃっていました。

ラベルは若い頃に体が弱かったために、音楽家として活躍した年数は短いのですが、世界中で最も知られている作曲家ではないですか?ボレロのおかげで。と笑わせてくれました。多くの文豪家と交流があって、ミステリアスで、オーケストレーションがうまくて、とにかくと〜ってもいい人だったそうです。このヴァイオリンソナタは、3楽章あるけれども、3つが全然違う内容になっているのが面白いとおっしゃっていました。1楽章は夢を見ているよう、2楽章はジャズ、3楽章はト長調のピアノコンチェルトにとてもよく似ていて、ほとんどピアノがメインでヴァイオリンはずっと細かい音を弾いている、のだそうです。

サン サーンスは、ベートヴェンが大好きで、それでマドレーヌ寺院のオルガニストになったそうです。書法はドビュッシーのように新しい方向を目指したのではなく、とても正統派。そして、様々な楽器のための曲を作っています。小さい頃は天才児と呼ばれたそうです。サンサーンスの晩年のエピソードです。子どもだったレジスさんが、とあるピアノが置いてあるカフェでお父さんといた時のこと。お客さんとして来ていた老人がおもむろにピアノを弾き始めたそうです。その人がサンサーンスだったそうです。サンサーンスは、評論家としても活躍したそうですが、好きな音楽家のことは応援したそうですが、嫌いな音楽家のことは平気で悪口を書いたそうです。

もしかしたら、記憶違いなところもあるかもしれませんが、こんなお話をしてくださいました。

パスキエの話し方は、声が優しくて、心がこもっていて、とても落ち着くリズムがありました。フランス語はわからないけど、きっと、人柄も音楽と同じように円熟した素晴らしい方なのだろうなと感じました。

ピアニストは池田珠代さんとおっしゃる、若い日本人の女性でした。パリで活躍されているそうで、通訳もしてくださっていました。繊細な感じで、出過ぎず乱さず、でも、しっかり主張してパスキエと対等に音楽していて、すごいなと思いました。

アンコールにはラベルのハバネラを弾いてくれました。おやすみなさいのかわりに弾きます、、、というステキなコメント付きでした。

パスキエの演奏会が、12/4に横浜市港南区の上大岡にある、ひまわりの郷というホールであるそうです。お近くにお住まいの方はぜひ、聴きに行ってみてください!!こんな大家の演奏を、近所で聴ける機会はそうそうないと思います。モーツァルト、シューマン、バルトーク、ラベルの曲を演奏されるようです。(問い合わせ 045-848-0800  ひまわりの郷)

教えられる

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IMG_1308教える仕事は、大学生のころに始めました。大学の先輩から引き継ぐかたちで、中学2年生の女の子を教えたのが最初でした。

それからずいぶん時間が経って、関わらせていただいた人数は相当な数になりました。

不思議なもので、教えていると、昔、自分が先生に言われたことをそのまま伝えていることがよくあります。さらに、伝えながら、その言葉の真意が解ることがあります。あぁ、こういうことだったんだ!と気がつくのです。

わたしはとても手のかかる生徒でしたので、先生にはたくさんのご苦労とご迷惑をおかけしてきました。でも、音楽をしたおかげで、不器用でどんくさい部分が相当活性化されました。

子どもの頃や、学生の時は思ったように弾けない自分に腹を立てて、周りの優秀な友だちと自分を比較してよく泣きました。辛くて辛くて、泣くしかなかったのですが、不思議とやめたいと思わなかったのは、先生と親のおかげだと感謝しています。

おもしろいもので、教える側になってみると、自分が優秀でなかったことが役にたっています。そして、自分も子どもに戻ってやり直しているような体験をすることがあります。

生徒さんの中にいろいろな課題を見つけると、一生懸命、どうやって解決しようかと考えます。これがわたしにとってもチャンスになります。これまたおもしろいもので、アイデアは楽器を持っている時ではなくて、歩いている時、電車の中、お料理をしている時など、音楽から離れている時に降ってきます。降ってきたアイデアをどうやって伝えようかと考えて太らせて、レッスンに持ち込みます。うまく伝われば大成功ですが、失敗する時もあります。失敗したらまた、考え直しです。生徒さんはみんなそれぞれですから、生徒さんの数だけ方法を考えます。これが結果としてわたしの勉強になっています。つまり、生徒さんから教えられているのですね。

生徒の立場の時も、先生の立場の時も学べるなんて幸せです。ありがとうございます。

引き算する

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IMG_07188月のある日、何気なくテレビを見ていたら、女優の風吹ジュンさんが笑っていいとも!でタモリさんとお話していました。

(姿が)美しいですね。秘訣は何ですか?というタモリさんの質問に、引き算するんです、と答えていらっしゃったのがず〜〜〜っと頭の中にあって、最近のわたしのキーワードになっています。

風吹さんは、お化粧をしすぎると、表情の都合でシワが寄って来てしまうので、そういう部分はお化粧をどんどん取っていっていまうのですよ、というようなことをおっしゃっていたのですが、それってお化粧だけではないのかも、と思ったのです。

シワについては、世界共通の悩みに違いなく、もれなくわたしも悩みもがいていますが、きっとお金と時間をかけてケアしていらっしゃるであろう女優さんだって悩むのですから、一般市民の自分がじたばたしたって、寄るものは寄るさ!と思うのです。

引き算することというのは、シワを目立たなくするように悩みを軽くする、という意味でキーワードになりそうな気がするのです。

楽器を弾くときに無駄に入っている力を引き算する。練習するときに、無駄な練習を引き算する。鞄の中の無駄な荷物を引き算する。友だちと話す時にマイナスな話題を引き算する。スーパーやデパ地下を歩くときにキョロキョロしてしまう視線を引き算する。。。こんなふうに考えると、軽やかな気持ちになれます。さあ実践です!!

ぽっかり休日

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IMG_1223急に予定されていた仕事がお休みになり、半日お休みが出来たので嬉しくなり、散歩をしてきました。行き先は上野です。

9月に入って急に秋らしくなり、空気もカラッとして気持ちが良いので、そんな気分になったのかもしれません。

上野といえば、公園があって、美術館や博物館があって、動物園があって、行き当たりばったりでも存分に楽しめるだろうから、行き先は行ってから決めようととりあえず駅で降りました。

気温は30℃くらいあったのではないかと思うのですが、木が多いので涼やかで気持ちが良かったです。今話題の『空海と密教美術』展に行ってみたら、60分待ちということだったのであきらめて(日陰のない場所で60分待ちはツライので)、恐竜博も修学旅行生でごった返していたのであきらめて、東京都美術館は改装中で何も開催していないのであきらめて、動物園へ行きました。

ひとりで動物園というのは初めてでしたが、なかなか良いものです。ここも親子連れや修学旅行生で混んではいましたが、見たい動物を見たいだけ見ていられます。

太ったと話題の2頭のパンダは、まだダイエットに成功していない様子でしたが、ちょうどお昼ゴハンの時間だとかで、笹をいっぱい食べていました。と〜っても素敵な太鼓腹でしたよ〜

のっしのっしと歩くゾウや、夏バテ気味の熊やトラやライオン、暑さをしのいで岩陰で仲良く毛繕いをするサル、眠そうなふくろう、、、動物の姿にすっかり和みました。

わたしは家にいるのが好きなので、お休みの日は家にいることが多いのですが、たまにはこんな風に出かけるのも良いものですね。すっかりリフレッシュして、夕方のレッスンができました。

わだつみのこえ

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7 日に『わだつみのこえ』というミュージカルを観てきました。

お友だちのtekkanさんという俳優さんが出演されていて、お知らせをいただいたので楽しみに観に行きました。

『きけ わだつみのこえ』という本を元にしたミュージカルだと聞いていたので、重たい作品なのかな、と覚悟して行ったのですが、とても気持ちよく帰ってきました。もちろん戦争をテーマにしているので、観ていてイタイ場面もあり、辛かっただろうと想像すると胸が痛みましたが、現代の大学生が回想する戦争、という設定だったのと、音楽が見事で、俳優さんたちの演技と歌が文句なく上手だったことで、とてもすてきな舞台を観たな〜という感動が大きく残りました。

第二次世界大戦の時に、それまで哲学や芸術や文学に夢中になり、将来への希望もたくさん持っていた大学生が徴収されて軍隊に入り、そこでは大学生活の中で大事だったことが何一つ役に立たず、動物のような扱いを受け、心をなくさなければ生きのびられず、凄まじい生活を強いられてしまった姿が描かれていて、音楽に乗って、彼らの心の声がたくさん聞こえてきました。

観ていて、歴史は日々の積み重ねなんだな、と感じました。昨日、一昨日、一昨々日、、、と24時間単位でさかのぼっていくのが歴史なのかもしれないな。そんな事があったのね、なんていう他人事ではなくて、今の日本の昨日の昨日の昨日の、、、、ずっと前の昨日起きていたことなんだなと思いました。あの時代の戦争が現代に起こる事はないかもしれないけれど、あの時代よりももっと恐ろしいことが現代にはあると思います。大きく、戦争の怖さ、と括るのではなくて、奇しくもそれを体験することになってしまった個人個人の想いを想像することが平和への想いに繋がりはしないでしょうか。

でっかいことは出来ないですが、痛みに寄り添うこと、祈ることは出来ます。自分のことばかりではなくて、他の人のことを少し想像してみるようにしたいです。

聖書の中に、こんな一説があります。『うぬぼれて、互いに挑み合ったり、妬み合ったりするのはやめましょう。(ガラテヤ 5章26節)』争いの始まりは、自惚れと妬みなのかもしれません。

一個人としてできることは、小さな争いを起こさないことだな、と我が身を振り返ってしまいました。

このミュージカルが、これからどんどん上演されて、広まっていったら良いな、と思いました。小学校や中学校の鑑賞会などで上演したら、影響は大きいだろうと思うのですが、、、。ミュージカル座さん、がんばってください!!そしてtekkanさん、ありがとうございました!!

初心

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IMG_0957この夏に読んだ(出会った?)『疲れない体をつくる「和」の身体作法』という本の中に、こんな文章がありました。

以下引用

初心の「初」という漢字は、衣編と刀からできています。

「衣を刀(鋏)で裁つ」、それが「初」という漢字のもとの意味です。すなわち「初」とは、まっさらな生地である布に、はじめて刀(鋏)を入れることを示す漢字なのです。

〜中略〜

何かを始めるときには、ドキドキ楽しい気持ちとともに、「うまくいかなかったらどうしよう」、「失敗したら笑われる」、あるいは「何が起こるかわからない」という不安や恐怖心もあります。その怖さに、新たな世界に足を踏み入れるのを逡巡してしまいます。そんなとき、不安や怖さを抱えながらも、まっさらな布に鋏を入れるように、新たな世界に「えいっ」と飛び込む、そんな勇気ある気持ちが「初心」です。

現在「初心忘るべからず」は、それを始めたときの初々しい気持ちを忘れてはいけない、という意味で使われています。しかし世阿弥は「時々の初心」という言葉を使いました。その時々に初心があるというのです。何かを始めたときの最初の気持ちだけではなく、折あるごとに、古い自分を裁ち切って、新たな自分として生まれ変わる「初心」が要求されます。

以上引用

初心とはなんと潔い言葉なんだろう!まさに目からうろこが落ちるような衝撃でした。

折々に訪れる初心を取り戻すチャンスに、古い自分自分をバッサリ裁ち切ってえいっと挑戦してみる。とても怖いけど、後悔のない人生には欠かせないことではないでしょうか。

初心が必要なことは、小さい事も含めればちょいちょい訪れるものだと思います。

怖がらないで、大胆に、初々しくをテーマに、新しい気持ちで9月がスタートです。

ベル

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IMG_0620久しぶりに実家に泊まりました。

ちょっとだけ主婦お休みしちゃおう!とのんびりすることを楽しみに行ったのですが、、、ほとんど眠れずに帰ってきました。

実家にはゴールデンレトリバーのモモとポメラニアンのベルがいます。

たまにしか会えないので、わたしが行くと2匹で大歓迎をしてくれます。モモは体当たり攻撃、ベルはペロペロ攻撃です。嬉しいのですが、大騒ぎです。

今回も大歓迎をしてくれたのですが、ひと月以上も会っていなかったせいか、ベルの興奮が収まらず、夜、わたしが寝室に行った後、再び大騒ぎを始めてしまいました。くぃーんくぃーん、きゃんきゃん、と鳴きながら、ドアをガリガリガリガリと引っ掻いて、そこにいるんでしょ、開けてよ、ここにいるんですけど、と意思表示をしています。ベルの意思表示は一晩中続き、母もわたしもほとんど眠れないまま朝になりました。モモだけは寝ていたようです。

翌日の朝、寝室のドアを開けると、くるくる回りながら、満面の笑顔でペロペロ攻撃してくる元気なベルがいました。

ひとしきり遊んで満足したのか、朝食が終わるとベルは爆睡。悔しいので、ベルの耳元でくぃーんくぃーんとベルの真似をしてみましたが、全く反応ナシ。足を引っ張っても、耳を引っ張っても爆睡です。

ベルは、だいたいいつも自分の要求を強く主張して、叶えられるまで頑張るわんこです。困ってしまう事もよくありますが、見倣いたいところもあります。

家族が帰って来た時や、お客様がみえた時の大歓迎すること。初志貫徹で粘ること。こうと決めたら最後まで諦めないこと。

少し強情だけど、面白くて可愛いベルです。

涼を求めて

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IMG_1299連日の猛暑に生きているだけで疲れを感じてしまう今日この頃、、、

涼しい場所に行きた〜い!!ということで、静岡県へ行ってきました。

まずは富士山の裾野にある水ヶ塚公園でひと涼み。裾野といっても標高は1500mくらいなので、気温は20℃くらいです。ちょうど雨が降ってくる前で、雲が流れてきて視界が真っ白になっています。風が吹いて、涼しいを通り越して寒いくらいに感じられました。

次に、先日の一乗滝で滝の涼しさを知ってしまった私たちは、滝にむかいました。そのあたりで有名なのは白糸の滝ですが、今回は夫が水に入れる滝を見つけてくれたので、そこへ行ってみました。

陣馬の滝です。

濡れても良いサンダルに履き替えて、川の中を歩いて滝に近づくと、滝のしぶきが涼やかで、気持ちが良い〜。川の水は澄んでいて冷たくて、心地よかったです。冷たい水に入った後は冷えるのかな、と思っていましたが反対で、なんだかポカポカしてくるのが不思議でした。

マイナスイオンを浴びて、リフレッシュして帰ってきました。

京都旅行

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IMG_0901のどかな福井から京都へ。京都に近づくにつれてだんだん車が増えて、人も増えて、空気がペタッとしてきて、、、京都は都会だなと体感しました。

夕方まで福井でのんびりしていたので、到着は夜になりました。

夕食は、蔵倉という、蔵を改装したお店へ行ってみました。夏の京都といったら鱧だね、と鱧を食べました。プリプリしていてホロホロしていて美味しかった〜

次の日は一日京都で過ごしました。

まず嵐山にある、世界文化遺産に登録されているという天竜寺に行きました。お庭が美しいお寺でした。桜の季節や紅葉の季節はそれはそれは美しいそうです。夏なので、全体的には緑一色ですが、所々にあるわき水の手洗い所が涼を感じさせてくれました。心洗いの水でしっかり手と心を洗ってきました。お寺から、トロッコ電車の駅に向かう道は竹林になっていました。ちょうど良く日差しを遮ってくれて、目にも涼しくて、坂道ですが涼しく歩けました。

トロッコ電車にのって、亀岡という駅まで行き、そこからバスで20分くらい移動した所から保津川の川下りをしてきました。

保津川を2時間弱かけて下るのですが、想像以上に楽しかったです。

30人くらいのお客さんを乗せて、3人の船頭さんが運んでくれます。岩と岩の間の細い所を、絶妙の技ですり抜けたり、急流をザザーッと下ったり、、、乗っている方は楽しい限りですが、船頭さんはものすごく大変そうです。一人前になるのに10年かかるのだそうです。漕ぎながら、楽しいおしゃべりで笑わせてくれたり、周りの景色を説明してくれたり、サービス満点の船頭さんたちでした。手の平にはマメがたくさんできていて、画鋲くらいなら刺しても痛くありません、とおっしゃっていました。

この日は水が少なかったそうで、ゴツゴツと船底に岩があたったりしていましたが、魚が間近で見られて、天然のサギの食事をしている姿や、鵜やセキレイや亀を見る事が出来ました。

楽しい楽しいあっという間の2時間でした。

夜は祇園へ行ってみました。

目当てのお店が予約でいっぱいだったので、歩きながら適当に選んだお店に入ったのですが、お品書きをみて二人でビックリ!飲み物以外のメニューに値段が書いてないのです。ヤバい所に入っちゃったんじゃないの〜?お通しにウニののったお豆腐が出て来て、美味しいけど、こんなのがいきなり出てきちゃって大丈夫かしら〜!?とビビってしまい、写真を撮る勇気がなくなっちゃって、写真がありません。

でも、味はとても良くて、京野菜のサラダやおばんざいの盛り合わせ、鯛の焼き物など、どれもものすごく美味しかったです。お値段も、目の玉が飛び出るほどではなく、ホッとひと安心でした。

最終日は宇治へ。源氏物語の舞台となった場所だそうです。山に囲まれて、川が流れていて、優雅な気持ちになりました。

中村藤吉という、生茶ゼリィが有名なお店でお昼を食べて、かき氷を食べました。

京都にはまだまだ楽しそうな所が沢山ありそうなので、また行きたいです。お土産に買って来た漬け物や八つ橋を食べながら、楽しかったね〜と話しています。

金沢→福井旅行

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IMG_0765今年も夫の故郷である福井県へ行ってきました。

今回は、石川県金沢に一泊してから福井へ行き、福井から京都に行ってきました。

中央道と北陸道で約8時間!!途中でワイパーが無意味な程の大雨にあったり、照りつける太陽に負けそうになりながら、夕方金沢に到着しました。

金沢は、福井へ行く経由地と考えていたので、メインイベントは晩ご飯です。夫が事前に調べてくれたお店に行ってみました。

北陸は魚だよね、ということで、お刺身盛り合わせと岩牡蠣を注文してみました。岩牡蠣の大きさと美味しさに感動しました。他のお料理も美味しかったです。

二日目は福井県へ。今回は、CMや大河ドラマに登場する一乗谷へ行ってきました。

当時の建物の跡や、博物館、庭園を散策するコースもあって楽しめます。中でも一番奥にある一乗滝は涼しくて、よい場所でした。水遊びをするにもちょうど良い広さなので、沢山の子どもたちが水遊びをしていました。水は冷たくて澄んでいて、暑さを忘れてマイナスイオンを浴びてきました。一乗谷の周り一帯は田んぼなので、日陰がないのですが、この滝は涼しかったです。この滝で、佐々木小次郎が修行をしたそうです。