のどかな福井から京都へ。京都に近づくにつれてだんだん車が増えて、人も増えて、空気がペタッとしてきて、、、京都は都会だなと体感しました。
夕方まで福井でのんびりしていたので、到着は夜になりました。
夕食は、蔵倉という、蔵を改装したお店へ行ってみました。夏の京都といったら鱧だね、と鱧を食べました。プリプリしていてホロホロしていて美味しかった〜
次の日は一日京都で過ごしました。
まず嵐山にある、世界文化遺産に登録されているという天竜寺に行きました。お庭が美しいお寺でした。桜の季節や紅葉の季節はそれはそれは美しいそうです。夏なので、全体的には緑一色ですが、所々にあるわき水の手洗い所が涼を感じさせてくれました。心洗いの水でしっかり手と心を洗ってきました。お寺から、トロッコ電車の駅に向かう道は竹林になっていました。ちょうど良く日差しを遮ってくれて、目にも涼しくて、坂道ですが涼しく歩けました。
トロッコ電車にのって、亀岡という駅まで行き、そこからバスで20分くらい移動した所から保津川の川下りをしてきました。
保津川を2時間弱かけて下るのですが、想像以上に楽しかったです。
30人くらいのお客さんを乗せて、3人の船頭さんが運んでくれます。岩と岩の間の細い所を、絶妙の技ですり抜けたり、急流をザザーッと下ったり、、、乗っている方は楽しい限りですが、船頭さんはものすごく大変そうです。一人前になるのに10年かかるのだそうです。漕ぎながら、楽しいおしゃべりで笑わせてくれたり、周りの景色を説明してくれたり、サービス満点の船頭さんたちでした。手の平にはマメがたくさんできていて、画鋲くらいなら刺しても痛くありません、とおっしゃっていました。
この日は水が少なかったそうで、ゴツゴツと船底に岩があたったりしていましたが、魚が間近で見られて、天然のサギの食事をしている姿や、鵜やセキレイや亀を見る事が出来ました。
楽しい楽しいあっという間の2時間でした。
夜は祇園へ行ってみました。
目当てのお店が予約でいっぱいだったので、歩きながら適当に選んだお店に入ったのですが、お品書きをみて二人でビックリ!飲み物以外のメニューに値段が書いてないのです。ヤバい所に入っちゃったんじゃないの〜?お通しにウニののったお豆腐が出て来て、美味しいけど、こんなのがいきなり出てきちゃって大丈夫かしら〜!?とビビってしまい、写真を撮る勇気がなくなっちゃって、写真がありません。
でも、味はとても良くて、京野菜のサラダやおばんざいの盛り合わせ、鯛の焼き物など、どれもものすごく美味しかったです。お値段も、目の玉が飛び出るほどではなく、ホッとひと安心でした。
最終日は宇治へ。源氏物語の舞台となった場所だそうです。山に囲まれて、川が流れていて、優雅な気持ちになりました。
中村藤吉という、生茶ゼリィが有名なお店でお昼を食べて、かき氷を食べました。
京都にはまだまだ楽しそうな所が沢山ありそうなので、また行きたいです。お土産に買って来た漬け物や八つ橋を食べながら、楽しかったね〜と話しています。