暑い暑い毎日ですね。
どこか涼しくなれる場所はないかな〜?と考えて、八景島シーパラダイスに行ってきました。
夕方5時からのチケットを買って、夜の花火も見てきました。
大きな水槽でゆったり泳ぐ海の動物を見て、少しだけ涼しくなりました。
マンボウとジンベイザメと、夏バテ気味(?)のシロクマ、イワシの大群です。
武蔵野音楽大学附属江古田音楽教室の生徒さんたちが、隔年で公演しているオペラです。今回の演目はヘンゼルとグレーテルでした。
わたしは江古田には勤めていないので、直接のお手伝いなどはなかったので、純粋にひとりの観客として楽しみました。
大きな役はオーディションが行われ、とても真剣に慎重に選ばれるそうです。小さい子は、大きいお姉さんやお兄さんの姿に憧れて、いつかはわたしも!と挑戦していく、良い連鎖が生まれると聞いていましたが、納得しました。みんな音楽が大好きで、たくさんお稽古したのがわかります。堂々としていて、楽しそうに、演じていました。
演奏も弦楽器は生徒さんが中心です。(管打楽器は大学生が中心でした)
歌も演技も、演奏も、指導された先生方も大変だっただろうな、と思います。
このオペラが上演されたベートーヴェンホールの前に、ベートーヴェンの胸像があります。わたしがこの像を初めて見たのは、小学校4年生の時だった思います。入っていたリコーダークラブで挑戦した、リコーダーコンクールの会場が、いつもこのベートヴェンホールでした。ギョロっとした目を見て、怖いな〜と感じていました。コンクールは毎年あったので、6年生の時には見慣れてしまいましたが、その後、何十年にもわたって眺めることになろうとはその時には思いもしませんでした。これもご縁というのでしょうね。
7 日に『わだつみのこえ』というミュージカルを観てきました。
お友だちのtekkanさんという俳優さんが出演されていて、お知らせをいただいたので楽しみに観に行きました。
『きけ わだつみのこえ』という本を元にしたミュージカルだと聞いていたので、重たい作品なのかな、と覚悟して行ったのですが、とても気持ちよく帰ってきました。もちろん戦争をテーマにしているので、観ていてイタイ場面もあり、辛かっただろうと想像すると胸が痛みましたが、現代の大学生が回想する戦争、という設定だったのと、音楽が見事で、俳優さんたちの演技と歌が文句なく上手だったことで、とてもすてきな舞台を観たな〜という感動が大きく残りました。
第二次世界大戦の時に、それまで哲学や芸術や文学に夢中になり、将来への希望もたくさん持っていた大学生が徴収されて軍隊に入り、そこでは大学生活の中で大事だったことが何一つ役に立たず、動物のような扱いを受け、心をなくさなければ生きのびられず、凄まじい生活を強いられてしまった姿が描かれていて、音楽に乗って、彼らの心の声がたくさん聞こえてきました。
観ていて、歴史は日々の積み重ねなんだな、と感じました。昨日、一昨日、一昨々日、、、と24時間単位でさかのぼっていくのが歴史なのかもしれないな。そんな事があったのね、なんていう他人事ではなくて、今の日本の昨日の昨日の昨日の、、、、ずっと前の昨日起きていたことなんだなと思いました。あの時代の戦争が現代に起こる事はないかもしれないけれど、あの時代よりももっと恐ろしいことが現代にはあると思います。大きく、戦争の怖さ、と括るのではなくて、奇しくもそれを体験することになってしまった個人個人の想いを想像することが平和への想いに繋がりはしないでしょうか。
でっかいことは出来ないですが、痛みに寄り添うこと、祈ることは出来ます。自分のことばかりではなくて、他の人のことを少し想像してみるようにしたいです。
聖書の中に、こんな一説があります。『うぬぼれて、互いに挑み合ったり、妬み合ったりするのはやめましょう。(ガラテヤ 5章26節)』争いの始まりは、自惚れと妬みなのかもしれません。
一個人としてできることは、小さな争いを起こさないことだな、と我が身を振り返ってしまいました。
このミュージカルが、これからどんどん上演されて、広まっていったら良いな、と思いました。小学校や中学校の鑑賞会などで上演したら、影響は大きいだろうと思うのですが、、、。ミュージカル座さん、がんばってください!!そしてtekkanさん、ありがとうございました!!
お友だちの女優さんが出演されていて、お知らせをくださったので、ずっと楽しみにしていました。
東京や全国各地で公演していたようですが、今回は横浜公演があるとのことだったので、関内に今年できた神奈川芸術劇場での公演を観に行きました。
数年前の日本初演の時に、日比谷の日生劇場で観たのですが、ストーリーはもちろん同じ、キャストもほぼ同じだったのに、ずっと楽しめました。ストーリーは怖いので、楽しい、というと少し違和感がありますが。。。
人間の愛とエゴが集約されている話だったんだな、と数年前にはよくわからなかったことが伝わってきました。前は何を観ていたのでしょう???
音楽も複雑で凝っていて、キャストの方もアンサンブルの皆さんも、オケの方たちも難しかっただろうなと思いました。でも、演奏も音響も素晴らしくて、どっぷりダークな世界に浸ることができました。
お友だちの秋園美緒さんは目立つので、すぐに見つかりました、要所要所で素敵な歌を歌っていました。彼女のはっきりしているけど、嫌みのない演技が好きです。町の人ひとりひとりにも思うところがあって、それぞれの人生をいきているんだな、と知らせてもらえました。秋園さんは、本当に歌がうまい女優さんなので、これからももっともっと活躍してほしいです。
主役の市村正親さんと大竹しのぶさんは、さすが大御所!!
家に帰って大河ドラマを観ていたら、大竹しのぶさんが北の政所になっていました。プロというのはすごいですね。。。
(写真はシルクドソレイユシアターで本文とは関係ありません)
先日(7/5)、武蔵野音楽学園の中にあるベートーヴェンホールで行われたソプラノ歌手の天羽明惠さんのリサイタルを聴きました。
素晴らしかったです。
生の歌声は初めて聴きましたが、本当に素晴らしくて、感激しました。(こんなありきたりな言葉では足らないのですが、、、)
恥ずかしながら、プログラムの中に知っている曲はなかったのですが、感動するのです。曲の始まりの声で観客をその世界に引き込んで、その後はものすごい感情表現と集中力で最後まで退屈させないのです。全ての音と言葉を大事に大事に歌っていらっしゃって、知らない歌なのに、気持ちがざわざわして、涙が出そうでした。
アンコールで、やっと聴いたことのある歌を歌ってくださいました。シューマンのミルテの花、シューベルトの鱒、からたちの花。
からたちの花は、色がくっきり想像できるようで、温かい気持ちになりました。
姿は美しく、身のこなしは優雅で、お話は親しみやすくて、すっかりファンになってしまいました。
ソプラノの歌は実はあまり好きではなかったのですが、こんなに引き込まれるソプラノの歌声を知ることができて嬉しい気持ちになりました。
プログラム
R.シュトラウス C.ブレンターノの詩による6つの歌曲より
ヴォルフ メーリケ歌曲集より他
ミヨー 4つのロンサールの歌
シェーンベルグ 4つの歌 Op.2
ウルマン R.フーフによる5つの愛の歌 Op.26
(写真はシルクドソレイユシアターで本文とは関係ありません)
昨日はバレンタインが近いし、わたしの誕生月だし、ということで二人で出かけました。
まずは、弟の奥さんの友人の方が開いているお店にゴハンを食べに行きました。弟たちに連れて行ってもらってから、すっかり気に入ってしまい、近くに行くことがあると寄っています。代々木八幡か、代々木上原から徒歩3分くらいのところにある、CROSSBRED KITCHENというお店です。何を注文しても、美味しいですよ〜。ハズレたことがありません。
その後、メインイベント、友人のご主人さまのライブに行ってきました。
川久保秀一さんという、素敵な歌手の方です。この方の創る曲も歌詞も、そして歌声もすごく素敵なのですが、昨晩は多彩なゲストの歌とトークで、より一層楽しいライブでした。
80年代、90年代が青春ど真ん中!!のわたしたちにとっては、テレビの中の別世界の芸能人が次々と登場して、笑いと感動のあっという間の3時間でした。
FIELD OF VIEWやTMネットワークはまさに人気絶頂期に観て聴いてました。浅丘雄也さんって、本当に歌がうまいです。ずっと聴いていたい歌でした。 TMには人生を狂わされた人も多くいましたよね。。。TMは多摩っていう意味だそうですよ〜
トークゲストの作詞家の松井五郎さんは、2300曲くらい作詞されているそうです。しかも、かかっても3時間で詩を完成させてしまうとか。スゴいですね〜。かわいらしいお顔の小柄な方でしたが、オーラが豊かでした。川久保さんの曲に松井さんが詩を付けた新曲も披露されて、貴重な場面に遭遇出来たようです。2曲ありましたが、どちらも良かったです。近々発売される川久保さんのCDに入るそうなので、これから世の中に知られていくのかもしれません。
ライブはやっぱり良いですね〜!また一週間、頑張ろう!!という活力がわきました♪
先日、久しぶりにミュージカルを観ました。エディット ピアフの半生を描いた舞台です。
シャンソンが好きなのと、主演が元宝塚トップスターの安蘭けいさんだったのとで、ずっと楽しみにしていました。安蘭さんは歌がうまい俳優さんなので、沢山の歌を聴けるのが楽しみでした。でも、歌だけではなくて、演技も素晴らしくて、どっぷりと引き込まれました。10代、20代、30代、40代と年代ごとにとても一人の俳優さんが演じているとは思えないほど見事に演じ分けていて、一人の女性の人生を一緒に歩んだように観終わった時はどーんと疲れていました。
エディット ピアフは、20世紀前半に活躍したシャンソン歌手です。たくさんの恋をして、失恋して、それを歌にしてステージに立って、多くのファンを魅了しました。
少しハスキーな、迫力のある歌声を初めてレコードで聴いたとき、何を歌っているのかはわからなかったけど、なんだかすごいな、と感じたのを覚えています。
このミュージカルでは、日本語で歌われているので、愛の賛歌、パリの空の下、バラ色の人生、パダンパダン、水に流してなどの数々の名曲が、どんな歌詞で、人生のどの場面でどんな風に創られたのかを知ることができました。出演されている他の俳優さんたちも名優揃いで、笑いあり、涙ありの幸せな3時間を過ごすことができました。
あ〜、やっぱり生の芸術は素晴らしいです!感動でした。
桜木町で電車を降りて、ランドマークを通って、横浜方面へ。
横浜美術館のわきを通って、まずは映画館へ。『ミックマック』を観て、外へ出るととても美しい空が!!
それから国際会議場の裏から、海が見える公園へ。満潮の時間だったのか、歩道に波が打ち付けていました。ベイブリッジが見えて、その下を船がゆらゆら通っていて、とても綺麗でした。
その後、Attimo(アッティモ)で食事をして、少し遊園地で遊んで帰りました。
リフレッシュできました。
昨日は銀座に出かけてきました。久しぶりに都内に出た夫はキョロキョロしていました。まるでおのぼりさんです!
有楽町で電車を降りて、キョロキョロしながら歩いて、築地の手前にある時事通信ホールへ。
歌手でもあり、俳優でもある友人のtekkanさんが出演、演出したミュージカルを観ました。
この作品は今年の1月に初演されました。とても好評で、より大きなホールでの今回の再演となったそうです。1月にも観させていただき、とても感激しましたが、今回はまた違った印象を受け、感激しました。
4人のキャストは皆さん歌が上手く、演技に嫌みがなくて、とても心地の良い2時間でした。全編にわたって素敵な音楽で紡がれていて、どっぷり世界に浸ることができました。
tekkanさんは、様々な大きな作品にも出演されている俳優さんですが、どの役を演じても心に響いてきます。華やかな舞台に立つ前にどれほどの努力をされているのだろう、と思います。きっとものすごい努力をされているのでしょうが、舞台の上ではちょうど良く力が抜けていて、説得力があります。今回の舞台が心地よいのも、tekkanさんワールドの賜物だと感じました。
そんな素晴らしい作品を観た後は、気持ちがでっかくなっている+場所は銀座、ということで、夫婦でプチ贅沢をすることにしました。
三越の中にあるLADUREE(ラデュレ)というお店でアフタヌーンティ。
おいしかった!