8月

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この夏はオーストリアとパリを旅行してきました。

まず、羽田からパリへ行きました。着くなりスーツケースが壊れ、青くなりました。

翌日は朝から地下鉄に乗って街へ行き、セーヌ川を船に乗って移動し、観光することにしました。地下鉄を降りて地上に出ると、ノートルダム寺院の前でした。火災で傷ついている姿は、前に見た時とは違いましたが、相変わらず堂々と立っており、わたしは簡単には無くなりませんよ、と言っているように見えました。

シテ島のポン・ヌフから船に乗り、パリの風景をみました。小一時間で有名な観光地の多くを見られてお得感があり、楽しかったです。前回も乗ったのですが、二度目だったので、前回見逃した所もしっかり探して見つけることができました。

その後、また地下鉄に乗って、オペラ座へ行きました。内部をガイドさんと回れるツアーでした。ツアーまで時間があったので、オペラ座のすぐ近くにある、ギャラリーラファイエットというデパートへ行ってみました。このデパートは、天井がドームになっていて美しいことで有名なようです。ここで、壊れてしまったスーツケースを買い直すことにしました。ちょうどセールをやっていて、選ぶのはとても楽しかったです。いくつか候補を選び、地下のサンドウィッチ屋さんで昼食をとり、オペラ座へ戻りました。

オペラ座のツアーを申し込んでいます、と伝えると、パスポートを預かります、と言われて、またまた青くなりました。それもわたしのだけですから、不安になります。しかも、とても気やすく布製のずた袋に無造作にポンと入れるので、大丈夫なのだろうか、と感じました。

オペラ座の中はとにかく豪華です。シャルル ガルニエさんが設計したので、オペラ ガルニエと呼ばれます。オペラ座の怪人の舞台になったそうです。外の装飾、正面玄関、大階段、劇場内、広間、バルコニー、、、どこもかしこも豪華ですが、オケピットやオケピットに行くための階段は、質素でした。見えないところにはお金をかけないのはどこでも一緒ね、と思いました。図書館もありました。きっと代々受け継がれる書き込みとか、注意書きが残っているのでしょうね。8月は公演はお休みだそうです。いつか、オペラをここで観たいものです。

その後、ギャラリーラファイエットに戻り、結局セール品ではないスーツケースを買い、また地下鉄へ。地下鉄では、乗りたかった路線が工事中で動いていなくて、帰れるのだろうか、と青くなりましたが、無事に帰ることができました。

翌日は、ブレゲンツへの移動です。飛行機でチューリッヒへ行き、そこからは鉄道でオーストリアへ向かいました。チューリッヒで、スイスといえばチョコレートだ!とチョコレートを買ってから電車に乗りました。美しい景色を見ながら3時間くらい。電車の中に、自転車置き場があり驚きました。近くに座っていた、可愛い三姉弟に笑わせてもらいました。最後は仲良くなって、一緒に遊びました。子どもはどこの国の子供でもかわいいですね。

3時頃ブレゲンツに到着しました。日差しが強くて暑い!!カフェがたくさんあったので、お昼ご飯として、主人はサラダを、わたしはビールとリゾットを食べました。ビールもサラダも美味しいけど、リゾットは何じゃこりゃ!しょっぱい!!五日分くらいの塩分を一気に取った感じでした。血圧も上がったと思います。

その後、夜、観劇予定のボーデン湖での古城オペラの会場へ行ってみました。そこで、ドイツに住んでいる友人と再会し、ひとしきり再会を喜びあってから、会場付近を散策しました。路上に本屋さんが出店していたり、家族で歌を歌っていたり、公園で遊んでいたり、あちこちに吊るされているハンモックで昼寝をしていたり、皆さん自由にバカンスを楽しんでいて、私たちも解放された気持ちになりました。

夕食を済ませ、21時開演のオペラへ向かいます。21時と言ってもまだ夕方です。だんだん寒くなる、と聞いていたので、ウルトラダウンジャケットと、フリースのひざ掛けと、靴下を持って席へ。主人が1列目を取ってくれたので、何も遮るもののない、最高の景色で楽しむことができました。

演目はリゴレットです。事前にパヴァロッティ主演のものを観てストーリーなどを勉強していったので、あまりの演出の違いに驚きました。同じ音楽、歌詞で、こうなるんだね、ヴェルディさんも驚くだろうね、など感じながら、楽しみました。湖に飛び込んだり、空間が無限なので空や星も舞台の一部になっていたり、、、ここでしか観られないオペラでした。

歌もオーケストラの演奏も素晴らしくて、あっという間の二時間半でした。

翌日はザルツブルクへ移動です。三人で電車に乗って、4時間ほど。オーストリアの美しい自然の中を走るので、気持ちが良かったです。

ザルツブルクに到着して、まずは駅前のレストランで昼食です。ここで食べたニョッキもしょっぱい。オーストリアの方たちは、塩分をとり過ぎなのではないでしょうか。血圧や血管の状態は大丈夫なのでしょうか?

夜は、モーツァルテウムのコンサートホールで室内楽の演奏を聴きました。

ルノー カプソンというヴァイオリニストを中心としたコンサートでした。身体を柔軟に使っていて、柔らかく力強い音色で、フォーレとブラームスのソナタとエルンストのクインテットを聴きました。

終演後、ザルツァッハ川沿の素敵なカフェで余韻を楽しみました。そこで、モーツァルテウム管弦楽団でヴァイオリンを弾いていらっしゃったという日本人の女性と、チェロを弾いていらっしゃったというドイツ人の方々に出会いました。主人のカメラが珍しかったようで、それはどこ製ですか、と声をかけてくださいました。面白いご縁です。

翌日は、午前中にオールモーツァルトのプログラムのオーケストラの演奏を聴きました。生き生きとして、まるでオペラを観ているような演奏でした。音の飛び方が元気というか、生きていて、ワクワクしました。ただ美しく綺麗な音で、ではなく、生きている音楽です。嬉しかったな。

午後からは、ザルツブルクの観光です。

まずはお腹が空いたので、お昼ご飯です。わたしはシュニッツェルというカツレツのようなものと、エーデルワイスというビールを。友人は、豚肉を美味しいソースで煮込んだものを頼んで、分けてくれました。どちらも美味しかったです。

この後、スマホが突然使えなくなり、またまた青くなりました。

写真は撮れないけど、観光は楽しもうと思い、気を取り直してまずはモーツァルトの生家に行きました。黄色のお家で、割と賑やかな通りにあります。部屋が多く、質素なお宅でした。

ザルツブルクは、町全体がこじんまりとしていて、観光客がいなければ、とても静かで落ち着いた町なのだと思います。石畳に馬車の音、教会の鐘の音、鳥の声、そこに生活音がある環境。ここでモーツァルトは生まれて育ったのだな。ピアノを弾いたり、ヴァイオリンを弾いたり、お姉さんやお父さんと歌ったり、遊んだりしたのだな、と想像しました。

他に、カラヤンが生まれたお家や、ヘンデルの弟さんのお墓のある教会や、コンサートホールなどを観光し、最後にトラムという乗り物(電気で走るバス。パンタグラフから電気をもらって走っているようです)で郊外を含めて町を一周しました。のんびりとした、田舎の風景を楽しみました。

再びザルツァッハ川に戻り、軽く夕食をとり、その後、ザッハトルテを食べました。本場のザッハトルテ、美味しかったです!

この日で、友人とはお別れ。一緒に過ごすことができて、本当に嬉しかったです。何でも正直に話せる数少ないお友だちの一人で、わたしの人生には欠かせない大切な人です。また、会える時を楽しみに、頑張って働こうと思いました。

翌日は、またパリに向けて出発です。まず、ウィーンへ行き、そこからパリに飛行機で移動です。ザルツブルク空港はとても小さく、ウィーンへ行く飛行機もとても小さいので、タラップを登って乗り込む、という面白い経験ができました。

パリに着いたら、主人の荷物が届かない!ロストバゲージというらしく、珍しくないことのようですが、わたしはまたまた青くなりました。えー、どうするの???でも、主人は落ち着いていて、ホテルに届けてくれるってさ、とか言っています。大丈夫なの?と思いましたが、その晩遅くに無事に届きました。

泊まったホテルの近くに、素敵なモールがあり、その日はそこでフランス田舎料理を食べました。元々はワインの倉庫だった場所にあり、倉庫が改装されてレストランになっています。線路の名残りがあったり、かと思えば、誰でも弾けるストリートピアノがあったりと、新旧混ざった素敵な場所です。

翌日は、オランジェリー美術館とドラクロワ美術館に行きました。途中、雷雨があり、何度か足止めされながらも、芸術を堪能しました。オランジェリーには、モネの睡蓮があります。実物はとても横長で大きく、一日の時間帯によって光の具合が変わり、それによって目に映る色も変わることを、まるで実際のお庭にいるように感じることができました。展示室の天井からは、自然の光が入ってくるようになっていて、その光によっても絵の見え方が変わるようです。何度も通ったら、毎回違う色に見えるのかもしれません。

その日のメインイベントはもう一つあり、それをとても楽しみにしていました。

それは、リヨン駅にある、老舗レストラン、ル トラン ブルーへ行くことでした。実際に行ってみると、立派すぎて、そういう場所に慣れないわたしは気後れしてしまいました。豪華な内装、洗練された従業員の方々、一流の食事、、、人生の中でもそうそう入ることのないレストランでした。

その後、サンジェルマンデプレ教会へ行き、7世紀に造られたというマリア像や、ステンドグラス、パイプオルガンなどを見学しました。

夕食は、前回の旅行でも行ったカフェ マゴに行ってみました。注文に手こずり、担当のウェイターさんに呆れ顔をされてしまいましたが、しっかり美味しくデザートまでいただきました。ヨーロッパのワインはどこで飲んでもハズレがなく、とても美味しいです。二日酔いも、悪酔いもしません。夜もぐっすり眠れるし、感動です。

翌日は、オルセー美術館へ行きました。ミュージアムパスを持っていましたが、それでも長い長い列に並びました。空港なみの荷物検査があり、やっと中に入ると、彫刻や名画が惜しげも無く展示されていて、写真も撮り放題!日本では考えられないことです。展示されている数が膨大なので、全てをみたとは思えませんが、写真やテレビなどで見るのとは全く違う迫力を感じることができました。昼食をはさんでたっぷり4時間程滞在しました。昼食は、館内にある、レストランに行きました。ここもとても美しい内装で、美味しい食事とワインがいただけました。

素晴らしい芸術が身近にあり、見たい時にいつでも鑑賞できるパリの人たちは、心が豊かになるんだろうな、と思います。日本でも、あちらこちらに立派な美術館があるので、もっと行こう、と思いました。本物を見ることは大事だと感じました。

その後は、最後にパリをバスで回ろう、ということになり、二階建てのバスに乗理ました。

オペラ座、ルーブル美術館、エッフェル塔、凱旋門、など、主要な観光地を2時間弱でまわれるバスです。日本語のガイドを聞きながらまわれるので、とても楽しいです。

夜は、オペラ座近くのカフェに入ってみました。庶民的なカフェで、ウェイターさんはチャラいお兄さんでしたが、味は素晴らしく、ワインも美味しく、旅の最後を楽しみました。チャラいお兄さんは、アジア人が珍しかったのでしょうか?何かとわたしたちにちょっかいを出して、からかわれましたが、どこか憎めないバカっぷりだったので、最後には一緒に写真を撮ってもらって帰ってきました。どこの国にも、お調子者はいるものですね。

帰国する日は、ホテルの近くの公園を散策しました。パリの端っこ12区にあるホテルだったので、自然が残っていて、最後の最後までリフレッシュすることができました。

この旅行のおかげで、また頑張れそうな気持ちを取り戻すことができました。

青くなることも多々ありましたが、異国でしか経験できないことを経験できて良かったな、と思います。

わたしの希望を聞き、全ての手配をしてくれた主人に本当に感謝です。いつもありがとう。

春の旅行

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今年のGWは、伊勢志摩→兵庫→福井 でした。

伊勢志摩には行ったことがなく、昨年のサミットの様子をテレビなどで見て、行ってみたいなと思っていた場所でした。伊勢神宮へ行き、伊勢うどんと手こね寿司を食べ、英虞湾の美しい景色を見て、サミットの行われたゴージャスなホテルに泊まり、美味しい食事と温泉でリラックスして、大満足でした。

翌日は、海沿いにある、鰹節を作っている小屋に行き、削りたての鰹節から取ったお出汁や、鰹節ご飯をいただきながら、鰹節の歴史や作り方をレクチャーしていただきました。素敵な社長さんと奥様の、鰹節に捧げる愛情に胸を打たれました。普段は、顆粒の出汁を使っていますが、たまにはきちんと出汁を取ろう、と思いました。日本人の味覚の鋭さ、うまみの奥深さ、、、日本人なのに全く知らなかったことばかりでした。恥ずかしいことであり、もったいないことでした。

兵庫では三田というところにある、エス コヤマというお菓子の工場に行きました。とても混んでいて、ランチのために3時間待ちましたが、待つ甲斐のある美味しいランチとデザートでした。そこでしか買えないものが多いのですが、多くの人が待ち時間が長くてもやって来る理由がよくわかりました。ひと月近く経った今でも、買ってきたチョコレートを少しずつ少しずつ、大事に食べています。

福井では、夫のお母さんと一緒に、地元では油揚げと呼ぶ、厚揚げのようなものが有名なお店に行き、揚げたてを堪能しました。夫はいつも、僕は標準語を喋っている、というのですが、若干なまっています。そして、福井弁はもう忘れた、と言い張るのですが、お母さんに会ったとたん、のーのー(標準語でねぇねぇ)、となまっていたので爆笑しました。体の中にある福井魂が漏れ出てしまったのですね。わたしからすると、地方の言葉はとても素敵だと思うのですが、関東で福井弁がしゃべれるか!と思っているのでしょうね。でも、いつも若干なまっているのです。夫の良いところの一つです。

今回は新車での初遠出でした。1,500kmも運転してくれて、いつもながらですが、すべての旅行プランを立ててくれた夫に感謝です。いつもありがとう。

夏の思い出

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今年も暑い日が続いています。

今年の我が家は、少々年をとった学生が二人で過ごしているような日々が続いています。夫は英語の勉強に励み、わたしは練習です。家事はさっぱりやっていませんが、おかげさまで充実した毎日を送っています。

時間と課題に追われる中、帰省と息抜きを兼ねて、旅行をしました。あちらこちらに行きましたが、今年のメインは高山の花火でした。空に打ち上げる花火ではなく、人が筒の中に入った花火を抱いたまま点火して打ち上げる花火です。はじめて見ましたが、火と音の迫力に驚きました。花火を持つ人は怖くないのだろうか?と思います。一種の度胸試しとか、決意表明とか、そんなことから始まったのかもしれないな〜と想像しました。

今年の夏は、我が家にさくらが来て初めての夏でもありました。さくらは、なかなか大きくなりませんが、とても元気です。すももと毎日、プロレスをしたり、いたずらをしたりしながらゆっくり成長しています。

すももはおとなしいのですが、運動神経が抜群なので、散歩に行くと嬉しそうに格好良く走ります。さくらは負けじと追いかけています。

犬が2匹になって、我が家はとても賑やかです。今日も練習している足元で、2匹でプロレスをしています。

梅雨入り

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6月5日、関東地方が梅雨に入りました。楽器にとっては辛い季節です。

先月5月は爽やかな日が多く、新緑が目の保養になる、気持ちの良い月でした。

連休は、福井、富山、長野と旅行が出来ました。この旅行は本当に楽しくて、連休が終わって通常の毎日に戻ってからもよく思い出します。仕事から離れて、家族で朝から晩までリラックスして過ごせる数日は、元気の素になります。いつもながら、旅の企画から運転から何から何までしてくれる夫に大感謝です!ありがとう!

5月29日は、池袋の芸術劇場でムローヴァのシベリウスのヴァイオリン協奏曲のコンサートを聴きました。凛とした、まっすぐな音色と立ち姿。迫力のシベリウスでした。アンコールのバッハも感動でした。あ〜、言葉にすると伝え切らないなあ。。。とにかくグッときたのです。心の宝物になりました。

楽しいことの多かった5月ですが、新しい課題を与えられた月でもありました。また一つ、目の前に目標ができたので、それに向けて頑張る6月になります。

夏の旅行2015

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今年の夏の旅行は、5泊6日であちらこちらに行ってきました。

まずはいつもお世話になっている叔父が住む新潟へ、母も一緒に向かいました。新潟も関東と同じように暑く、いただいた冷たいスイカがとても美味しかったです。祖母のお墓参りをして、富山県の魚津へ。母は新潟で叔父の家に泊まります。

夕方魚津に着き、魚津に行ったら必ず寄る居酒屋さんで、美味しいお魚を食べました。ちょうど花火大会がありました。思いがけず大きな花火を見ることができました。

翌日は早起きして、黒部へ。宇奈月温泉駅からトロッコ電車に乗って、関西電力の水力発電の様子を見に行くツアーに参加しました。トレッキングシューズ着用、という条件があったのですが、なるほど、山道を登って展望台に行く道は山道で、ちょっとした山登りでした。この日は、夏の山にしては珍しいよいお天気だったようで、山の上はとても気持ちが良かったです。関西電力の施設の中はヘルメット着用で、普段は作業員の方しかいない場所をガイドさん付きで見て回りました。黒部の山にダムを作ることが、どれだけ大変だったか、年月がかかったかや、できたことによってたくさんのメリットがあったことなどの説明を聞きながら、山の中のディーゼルエンジンで動く工事用の電車や、200メートルを数秒で上がっていくエレベーターに乗る体験をしてきました。

BMPCC_1_2015-08-10_1411_C0013_000132ツアーが終わって移動して、飛騨の温泉に泊まりました。源泉掛け流しの温泉は最高です!翌日は穂高のロープウェイに乗ってから、上高地に行きました。人は多かったのですが、自然が本当にきれいで、気持ち良く歩きました。歩いた後に食べたアップルパイが美味しかった!その後、福井へ。

福井は夫の故郷です。毎年訪ねていますが、今年は駅前などの開発が進んでいて、変化を感じました。北陸新幹線の影響でしょうか。福井までつながるには、まだあと5年くらいかかるそうですが、金沢や富山県のように観光地として賑わうようになるのでしょうか。楽しみです。

福井で義母とお墓参りをしたり、食事をしたりして、奈良へ向かいました。奈良は2年ぶりでした。老舗の奈良ホテルを予約したよ、と聞いていたので楽しみにしていたら、空いているのでインペリアルルームにお泊まりください、と!!皇族の方々がお泊まりになるお部屋です!

BMPCC_1_2015-08-12_0619_C0060_000000調度品が優雅で、広くて、、、。計画では奈良市内で夕食を取る予定でしたが、部屋から出るのがもったいないので、ルームサービスを頼んでしまいました。博物館をみたり、平城京に行ったり、市内を歩いたり、奈良野菜の美味しいお店に行ったりしましたが、このお部屋の印象が最も強く残りました。奈良二日目は登大路ホテルという奈良ホテルとは正反対の近代的なホテルに泊まりました。こちらも素敵なホテルでした。

最終日は京都の宇治に寄りました。目当ては中村藤吉のランチとかき氷です。待つこと一時間。近くにある平等院をゆーっくりみても余裕の待ち時間でした。でも、待った甲斐があり、美味しいランチとお茶ができました。わたしは普段あまり冷たいものは食べないのに、大きなかき氷を食べたので、お腹が痛くなってしまいました。わたしが残したかき氷と自分のと、他に大きなアイスクリームが3つも乗った抹茶ぜんざいを食べた夫はケロッとしていて、びっくりです。

BMPCC_1_2015-08-12_0628_C0064_000000宇治では登大路ホテルの方に教えていただいた、稲房安兼の茶団子も買いました。日持ちしないのが残念ですが、柔らかくて美味しいので、オススメです。

私たちが旅行していた間、すももは犬まる屋さんにお世話になっていました。途中で様子を聞くために電話をしたら、すももの様子をブログにのせてくださって、すももを見ることができました。犬まる屋さんから帰ってくると、いつも良い子になっているのですが、今回もとっても良い子になっていました。たまに失敗していたトイレを失敗しなくなっています!どんなしつけをしてくださっているのでしょう?犬まる屋さんは、何もしてませんよ、とおっしゃいますが、犬同士の集団生活や、オーナーの方の接し方で学ぶのだと思います。ありがたいことです。

今回の移動距離は1,600kmだと思います。ずっと運転してくれて、いつものように旅の計画から、ホテルの予約から、何からなにまでしてくれた夫に感謝です。またよろしくお願いします♫

夏の旅行〜その2〜

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BMPCC_1_2014-08-13_0013_C0007_000000ムーランルージュを観た翌日、ドイツに移動しました。フランクフルト空港から、ドイツの新幹線に乗って、カールスルーエに着きました。

ここには、20年来の友だちが住んでいます。4年ぶりの再会でした。

再会を喜び合ってから、まず連れて行ってくれたのは、カールススーエの音楽大学でした。ここは、その友だちの母校でもあり、一昨年、夏期講習で指導していただいたヘルシャー先生が教鞭をとっていらっしゃる大学です。ピンク色のお城が校舎で、他にレッスン棟や練習棟があるそうです。学校のまわりは何もなくてのどか。音楽をじっくりと勉強するには最高の環境がそろっていました。夏休み中、ということでしたが、学食や講堂をのぞいたり、お庭を歩いたりすることはできました。練習棟からは、学生さんが練習している音が聴こえてきました。

その後、カールスルーエのお城を見て、庭園をぐるっと回る小さな電車に乗って、爽やかなドイツの夏を感じてから、街に行って買い物や食事をしました。街の中には、古い建物がそこここに残っていて、その中のひとつに<ブラームスの交響曲第1番を初演した>建物がありました。今はホールではなく、洋服屋さんが入っていましたが、外側はそのまま残っていました。連れて行ってくれたレストランは、素敵なお庭のあるレストランでした。ドイツ料理の、お肉ばっかり&大味のイメージとは違い、サラダなどの野菜がたっぷりのメニューもあり、味付けも美味しくて、これまでの印象がかわりました。ビールはもちろん美味しかったです!

翌日は、ハイデルベルグに連れて行ってもらいました。ここは、ドイツでも一二をあらそう人気の観光地、ということです。

BMPCC_1_2014-08-12_2350_C0004_000103お天気にも恵まれ、気温は低めで湿度も低く、カラッとした、最高の観光日和でした。古い教会とお城、その城下町が観光地として残っている街でした。石畳に石でできた建物と教会、青い空、山の緑、山に立つ古いお城。お土産屋さんを除けば、タイムスリップしたような光景です。ケーブルカーで山を登って、お城に行ってみると、ますます、時代がわからなくなるような感覚になります。お城には戦争をした跡なのでしょうか、壊れている場所や、弾の跡などがあり、そこにいた人々のことを想像してしまいました。お城から見下ろすと、川があり、オレンジ色で統一された家々の屋根があり、教会の鐘があり、目を上げると広い広い空があり、風が吹いていて、なんともいえない良い気持ちでした。

翌日は、ブラームスの歩いていた界隈や、ライン川の近くに連れて行ってもらい、最後にビールを醸造している工場でビールを飲んでソーセージなどを食べて、空港へ向かいました。

ドイツでの3日間は、友人がすべて案内してくれて、電車の時刻から、乗り方から、乗り換え方法から何から何まで教えてくれて、ドイツ語でチケットの交渉をしてくれて、レストランでは、メニューを全て訳してくれて、注文してくれて、お土産の紹介からレジの作法を教えてくれて、、本当に本当にありがとうです!

BMPCC_1_2014-08-12_2342_C0000_000000何よりも、会うことが出来て嬉しかった!観光の合間にいろいろ話せて、楽しかった!すっかりドイツに馴染んで、日本にいた時よりも生き生きとしている姿を見られて、本当に嬉しかったです。言葉のことや、生活習慣のことなど、けっして簡単に馴染んだわけではなかっただろうと思うのに、楽しく、幸せに暮らしているなんて、とてもかっこいいと思います。自慢の友だちです!また会いに行きたいと思います。今回はお世話になりました。心から感謝です。

最後に、友だちに会いに行きたいんだけど。。。というわたしの希望を叶えてくれて、飛行機の手配、ホテルの予約、レストランの予約、それからわたしの分のお土産も鞄に入れてくれた夫に感謝します。また、旅行しようね!ありがとう!

夏の旅行

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今年夏は、パリとドイツのカールスルーエに行って来ました。

4年前にドイツに移住した大事な友だちに会いに行きたい、とずっと考えており、せっかく行くのだったら、他の国にも行ってみよう、と計画を始めたのが今年の4月でした。

ガイドブックを買って5ヶ月!寝る前や、電車の中で読みふけり、海外に詳しい友だちから情報を集め、行きたい場所をピックアップする毎日を経て、実現しました。

まずは、韓国経由でパリへ。到着したのは17時をまわっていましたが、ヨーロッパの日没は遅いいため(21時過ぎまで明るかった)、まだまだ明るく、早速、ホテルの近くから散策を始めました。お腹が空いたので、サラダを買ったら、パンをサービスしてくれました。バケットの美味しいこと!!これが本場のフランスパンか、と感動した、パリでの最初の食事でした。

翌日は、半日でパリの街をバスで回るツアーに参加して、美術館や、オペラ座など、外からぐるっと見て回り、モンマルトルの丘に登りました。パリの街を一望できました。丘の上にある、サクレ・クール寺院の中は、とても静かで、天井に大きなイエスキリストのモザイク画があり、ステンドグラスで描かれた宗教画とキャンドルの灯りが幻想的でした。

午後は、パリに詳しい友だちが、パリに行ったら必ず行く、と言って薦めてくれたロダン美術館へ行きました。ロダンが住んでいた建物のなかに、大きな彫刻がもったいぶらずに置かれていて、迫力に驚きました。一体一体から、気持ちのようなものが溢れていて、彫刻なのに生きているように感じました。庭園も素晴らしく、バラやあじさいの花とマロニエの木々の間に、またまた惜しげなく彫刻が置かれていました。

BMPCC_1_2014-08-10_0151_C0000_000000その後、地下鉄に乗ってエッフェル塔へ。置物のようだなと思ってしまいました。塔の前にある広い公園では、多くの人が食事をしたり、運動をしたり、自由に過ごしていました。最高気温21℃と涼しいのに、真夏の装いではつらつとしている人たちをみて、エネルギーをもらった気がしました。その後、また地下鉄に乗って、サンジェルマンに移動し、古い街並をみてから、初めてのカフェ体験をしました。レ・ドゥ・マゴという、ピカソが通ったというカフェでした。カフェは、あちらこちらにありましたが、すぐそばを車やバスが通るような角にあることが多く、以外に空気の汚い所にあるのね、、、と感じました。せっかく美味しいものを食べるのに、あまり環境が良くないお店は嫌だな、と思い、マゴにしました、ここは、歩道の奥にあるので、排気ガスも一緒に食することはないと思います。おかげでとても美味しく、素敵な時間を過ごすことができました。隣に、とても素敵なおばあさんがひとりで読書をしながら食事をしていました。ワインを飲みながら、ゆったり過ごしている姿がとても素敵に見えました。『お手洗いに行ってくるから、荷物をみていてね』(多分そんなことを言っていたのだと思う。フランス語は全くわからないけど、多分。)と、見ず知らずの外人のわたしたちに言いおいて、すっと立ち上がる姿に品があって、本当にうっとりしてしまいました。戻ってきて、『メルスィ』とにっこりしたお顔がまた素敵でした!

翌日は、ルーブル美術館へ。世界中からの旅行客でごった返していました。ミロのヴィーナス、ピケ像、モナリザの前は特に人が多くて、美術品に近づくことができないくらいでした。でも、昔は宮殿だったという建物の中を歩きながら、名画を近くで見ることが出来る幸せを堪能しました。とても全部をみることは出来なかったので、また行ってみたいです。

その後、セーヌ川の水上バスに乗りました。ポン・ヌフ(日本語にすると新橋)から、サン・ルイ島までを往復するのですが、川沿いに名所が立ち並んでいるので、見所満載でした。川の風が気持ちよく、爽快でした。

BMPCC_1_2014-08-11_0559_C0000_000000夜は、ムーラン・ルージュでショーを観ました。まず、1時間半程の、生演奏と生歌でのライブがあり、その間に食事が出ます。その後、約2時間のショーが始まります。このショーが、本当に素晴らしかった!!例えて言えば、宝塚とシルク ド ソレイユを混ぜたような感じですが、女性はトップレスで、他には猫や犬やポニーが出てきたり、腹話術や手品のような出し物も出てくるのがこのショーならではなのではないでしょうか。舞台はそれほど大きくないので、出演者をとても近くに感じます。長身でスタイルの良い美男美女が、大迫力で歌ったり踊ったり。そうかと思えば、筋肉をみせるようなゆっくりとした、肉体美パフォーマンスがあったり、動物が芸をしたり。キラキラして、大興奮の2時間でした。終わったのは23時近かったのですが、その後、もう一回公演があると聞き、びっくりしました!

新緑

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連休です。

今年は夏ではなく、ゴールデンウィークに福井へ行ってきました。

5月の福井は初めてでしたが、天気も良く、乾燥していてさわやかで、とても過ごしやすく快適でした。義母と会って食事をし、お互いの近況報告をし、楽しい時間を過ごすことができました。

福井に一泊したあと、京都へ移動し、こちらも一泊ですが楽しんできました。

我が家では古都といえば奈良が一番!と意見が一致しているので、京都はとても久しぶりでした。京都に行くと必ず行く居酒屋さんでおいしいごはんを食べて、泊まったホテルの中の天然温泉に入り、翌日は少し早起きして金閣寺に行ってきました。恥ずかしながら初めての金閣寺です!新緑と、朝の光と、立ちのぼる程よい湿気に包まれて、全身がぐぃ〜っと伸びるような心地よさ!!目の保養にもなりました。

その後は、清水寺へ行こうと思いましたが車を止められなかったので断念し、かわりに京都女子大生に人気、というパンケーキ屋さんへ行き、その後宇治へ行きました。有名な伊藤久右ヱ門のパフェを食べることを目的に行ったのですが、なんと50組待ち。でも食べたかったので、順番待ちをすることにして、待っている間に近くの源氏物語ミュージアムへ行ってきました。小さい建物ですが、短い映画で源氏物語を紹介してくれたり、展示物の説明が親切だったりと充実した施設でした。読んでみようかな、と思いました。パフェはとても美味しく、お土産を沢山買って帰路につきました。

今年のゴールデンウィーク旅は、ほぼ一週間前に計画を立て始めたにもかかわらず、宿も食事も観光も全て満足な度になりました。道中の全ての運転をしてくれて、予約から何から何まで全部お膳立てしてくれた夫にありがとうです。いつも一人だったら行けない場所や、泊まれない場所に連れて行ってくれるので、とても嬉しく楽しんでいま〜す。

富士山を見に

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BMCC_1_2013-10-13_1608_C0018_00018010月に入っても台風が次々にやってくる、変わった秋の日が続いています。

そんな中にも秋らしい、爽やかな日はあるものです。思い立って富士山を見に行ってきました。

東名高速道路の御殿場インターで下りて、かつ栄というトンカツ屋さんで『かつ栄バーガー』を買って、富士山方面へ。そして、水が塚公園という富士山のふもとにある所へ行きました。ここは駐車場と広い芝生の広場があるだけの公園なのですが、まさに目の前に、というか真上に富士山が見られるので、とても気持ちの良い場所です。ほんの一瞬だけ富士山の頭が見えましたが、残念ながら雲が多く、あっという間に隠れてしまいました。

ここでお昼を食べてから、まかいの牧場へ行きました。ここも何度か遊びに来ているのですが、『まかい』というのが創設者の名字だとは、今回初めて知りました。

この牧場には、羊とヤギがたくさんいます。放牧されていたり、一緒にお散歩できたり、餌付けができたり、どこにでも羊とヤギがいるのです。他にはウサギや牛や馬や豚もいます。

とても広い牧場で、動物がいない場所にはお花畑があったり、ハンモックがあったり、畑があったり、パターゴルフのようなゲームを楽しめる所があったり、キャンドルやピザやソーセージを手作りするコーナーがあったりと、一周するといろいろ楽しめ、さらにとても良い運動になる場所です。

今回は初めて、羊の餌付けをしてみました。犬には慣れているのですが、羊のことは全く解らないので、最初は怖かったのですが、噛み付いてくることはないとわかったので、安心しました。長い舌をひゅるるっと出して、手のひらに乗せた餌を絡めとっていく感じです。手のひらの感触が独特でした。

この牧場からもきれいに富士山が見えるのですが、やはり雲が多くて残念ながら見られませんでした。でも、空気がきれいで、動物と沢山ふれあって、楽しい時間でした。

一泊して、高速が混まない時間のうちに帰ってきました。

富士山はあまり見えなかったけれど、美しい景色とかわいい動物に癒され、美味しい空気と食事で満たされた二日間でした。

北陸旅行

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残暑お見舞い申し上げます

暑い暑い夏、今年も旅行に行ってきました。

主人の実家のある福井に行く途中、わたしの叔父の住む新潟に行き、帰りには金沢と富山に寄りました。

新潟では民謡ながしと花火、福井では恐竜博物館(当日は偶然にも秋篠宮長男悠仁さまもご訪問され閉館時間が早くなっていました)、金沢では21世紀美術館と兼六園、富山では黒部ダムを見ました。北陸の名所と美味しいものを堪能しました。

今回は普段は会えない親戚に会えることが楽しみでしたが、叔父や叔母、義理の母とゆっくりとお話ができて、とても良かったと思っています。

今回も片道500km以上も運転してくれて、旅行の計画を立ててくれた夫に大感謝です!!

ビデオ画像を貼付けましたので、左下の三角ボタンをクリックして再生ください。右下のHDボタン(ON:青)をクリックすると画質が良くなります。