2012年 年の瀬

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s-IMG_1825s-IMG_1824今年もあと2日になりました。

今年は、平穏無事な、落ち着いた一年間でした。仕事も、家庭生活も安定していて、とても幸せな年だったな、と感じます。でも、一年のカレンダーを見直してみれば、日々、多くの人と接して、いろいろなことを経験していたことに気がつきます。

毎日がびゅんびゅん過ぎてしまうので、一年はあっという間です。新しい年も始まれば、あっという間に時間が過ぎるのでしょう。健康で、好きなことを仕事に出来ていることに感謝して、新しい年を迎えたいと思います。

今年も多くの皆様にお世話になりました。ありがとうございました。

2013年もよろしくお願い致します。

写真は、2012年12月24日に代々木教会で、コンサートの写真です。

健康第一

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寒い日が続きます。12月はいつもこんなに寒かったでしょうか!?

本郷台へ向かう道も、職場のある埼玉県入間市も、紅葉はもはや終盤です。道の落ち葉を冷たい風が吹き上げています。

寒いとついつい体に力が入ってしまい、普段よりも肩が凝ったり、背中が痛くなったりします。そして前屈みになって、猫背に。。。格好悪いし、体に悪いのですが、気がつくとそんな姿勢になっています。

今年の夏、今までの考え方をガラっと変えてくれる整体と出会いました。辻堂にある湘南整体です。

8月に上半身が痛くなり、楽器を弾くのが苦痛になってしまいました。自分では重い荷物を持って歩きすぎたせいだ、と思っていたのですが、この整体に行ってみたら全く違う理由からだ、と言われました。なんとなんと、暑さで腎臓が酷使されたことが原因だというのです。そして、背中側から背骨を伸ばすように先生に整体してもらった途端、ふ〜〜〜っと息が楽になったのです。あの感覚は、それまで体験したことのないもので、忘れられません。そして、自分で出来る体操を教わって帰りました。その日は痛みがなくなったわけではありませんでしたが、体操を毎日続けていたら、いつの間にか痛みが消えて、楽器を弾く意欲が戻っていました。

それ以来、月に二回くらいのペースで通っています。

体の不調に対して、今までの考え方とは全く違うアプローチをするので、興味津々です。風邪の引き方、歩き方、姿勢、、、いろいろ教えていただいています。

寒い時期には、寒い時期なりの体の使い方や、自分のいたわり方があるようです。

この整体は井本整体という整体で、わたしがお世話になっている先生は、井本先生のお弟子さんです。井本先生の本はたくさん本屋さんに並んでいるので、きっと、この整体に助けられている方が多くいらっしゃるのでしょう。

健康第一ですから、まず体を整えて、楽器を弾くとき、ひいては生徒さんに教える時に役立てていきたいと思っています。

写真は実家で冬を越すベルです。冬は大体こんな顔でまどろんでいます。冬眠でしょうか???

勉強会をします

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いよいよ12月です。今年も残りわずかですね。

寒い季節になりました。

前回の発表会から半年程経ちました。そろそろまた、練習の成果を発表する目標を作りたいなと思い、年度末の3月24日に勉強会をすることにしました。

今回は、お互いの演奏をきちんと聴いて学び合えるように、発表会のような大きなホールではなくて、演奏者とお客様が同じ目線で楽しむ場所を選びました。

さらに、初めての試みとして、みんなで合奏をします!お互いの音を合わせる楽しみは、弦楽器ならではです。ドキドキしながら、楽しんでくださいね。

秋を感じる旅

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伊豆に行ってきました。

静かな、のんびりした時間を過ごせて、リフレッシュしました。

ここのところ、後ろからしなければならないことに追いかけられる日々が続いていたので、本当にゆっくりと温泉につかり、美味しい食事をして、目が自然に覚めるまで寝て、という贅沢を満喫しました。

泊まったのは、『東府や』という中伊豆の天城温泉郷、吉奈温泉にある宿です。とても広い敷地の中に、温泉、エステ、ベーカリー、カフェなどがあって、楽しめます。

 

さんぽみちにて

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3日水曜日に、とても久しぶりに『さんぽみち』で演奏しました。

『さんぽみち』は栄公会堂の地下にある、喫茶店です。栄ソリスティのメンバーが、毎週水曜日の午後、コンサートをしています。

今回は、ヴァイオリニストの河村さんと一緒に、ヴァイオリン2本の演奏を中心にプログラムを組みました。最後はピアノの石橋さんに加わっていただいて、くるみ割り人形から数曲演奏して、華やかに終わることができました。

あいにくのお天気でしたが、大勢のお客様に聴いていただけて、嬉しいコンサートでした。ありがとうございました。

写真の通り、すぐ目の前で聴いていただけるので、緊張しますが、反応もダイレクトなので、とっても勉強になります。

ソリスティでは、11月4日にリリスホールで『素敵なすてきなクラシックコンサート』を開催します。わたしも河村さん、石橋さんと一緒に少しだけ出演致します。

ワンコインコンサート(¥500)です。お気軽に足を運んでいただけたら嬉しいです。

舟を編む

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久しぶりに一気読みしてしまう、ステキな本に出会いました!

三浦しをん著『舟を編む』という本です。

一冊の辞書が出来上がるまでの編集部の苦労と、編集に携わる人とその周りの人たちのお話です。

『辞書は言葉を編む舟だ』こんな風に辞書というものを味わったことはありませんでした。23万語あまりの言葉を整理していく作業の大変さは、この本と出会わなければ興味を持つことがなかったかもしれません。さらに、この本に出てくる人たち(猫も)が魅力的な人ばかりなのです。来年、映画が公開されるそうですが、誰が誰を演じるのかなと楽しみになってしまいます。

笑ったり泣いたりしてしまうので、電車の中で読む時は要注意です。

読んでみてください!!絶対おすすめです!

トリオ エスパス

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22日に、とても粋なトリオの演奏を聴きました。

ヴァイオリンは相川麻里子さんという方で、以前お仕事でお世話になった方です。お仕事をご一緒させていただいた時、ものすごく上手くて、なんだこの人!?と衝撃を受けました。経歴を知って、あぁなるほど、と思いましたが、一流の演奏家にもかかわらずとても気さくで、おもしろいので、普通におしゃべりさせていただいています。

チェロは植木昭雄さんでした。植木さんはわたしのお借りしている楽器の制作者、植木繁氏のご子息です。楽器屋さんに行くと時々いらっしゃって、優しくいろいろ話してくださいます。この方も、国内外で活躍する、日本を代表する音楽家です。

ピアノは佐藤勝重さんとおっしゃる方でした。

相川さんと植木さんの演奏は、別々には何度も聴かせていただいたことがあるので、一緒に演奏されるということで、とても楽しみにしていました。

プログラムは今年生誕150年のドビュッシーと、チック コリアの作品でした。

3人の賢者が集まると、こんなにすっきりと粋な仕上がりになるのか、と感激しました。3人それぞれの音色と音楽が、同じ時間の流れの中にぴったりと収まって、個性もあるけど、一体感もあるのです。聴いていて、とても気持ちが良かったです。

今後も3人で演奏していくそうなので、楽しみです。

元気保育園、子育て支援センターにて

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やっと秋が来たな、と実感できるようになりました。

9月26日に、埼玉県飯能市にある元気保育園と子育て支援センターで小さなコンサートをしました。

保育園の子どもたちと、子育て中でなかなかコンサートに出かけられないお母さまとお子さまに生の音を、ということで年に3回開かれています。

この日は、愛のあいさつ、ユーモレスク、ロンドンデリー、赤とんぼ、映画「となりのトトロ」の中から数曲、ピアノソロでトルコ行進曲などを演奏しました。

写真は子育て支援センターの模様ですが、保育園の1〜2歳の小さなお客さまも、目を凝らして、耳を澄まして聴いてくれました。嬉しいことです。小さいだけに、この演奏が潜在意識の中に残っていくのかもしれない、と思うと責任を感じます。

次回は12月19日(水)です。

瓜生良介先生のこと

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今から13年前、頭の先からつま先まで、全身に湿疹ができたことがありました。文字通り全身隅々まで赤い斑点が出て、かゆくてかゆくてたまりません。皮膚科を受診すると、原因はわからない、治る目処もたたない、と言われて絶望敵な気持ちでいた時に、知人が教えてくれたのが、瓜生先生の『快医学』治療院でした。

とても混んでいる治療院なのに、症状を伝えると、すぐにいらっしゃい、と言ってくださり、診てくださいました。薬は使わず、絶食と枇杷の葉を使ったアイロン療法と操体という方法で、3ヶ月で治してくださいました。

医者に行っても治らない、鏡を見れば醜い自分がいる、周りの人には好機の目で見られる、、、といった、いっぱいいっぱいの状況で会った先生の最初のひとことは「なおるよ」でした。今思い出しても涙が出ます。あの時の先生の笑顔と言葉に救われた思いでした。

俳優でもあり、演出家でもあった先生はとてもお忙しく、治療に行ってもいつもいらっしゃるわけではありませんでしたが、いらっしゃる時は短い時間でも必ず診に来てくださり、励ましてくださいました。それも、いつも温かいユーモアをもって。

その先生が、先週亡くなられたそうです。

ガンや重病の方をたくさん治していらっしゃったので、先生とお別れすることが辛い方がたくさんいらっしゃると思います。残されたご遺族の皆さんや、お弟子さんの悲しみが癒されますように祈るばかりです。

先生の笑顔と大きな声は、思い出すと優しい気持ちになります。同じように、きっとたくさんの人の中に生き続けてくださると思います。ご冥福をお祈りします。

ジェラール プーレ

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9月6日に東京文化会館小ホールで、ジェラール プーレの演奏を聴きました。

プログラムは、モーツアルトのヴァイオリンコンチェルト第7番とヴィヴァルデイの四季でした。

かなりの高齢だと思うのですが、自由自在に楽器を操り、変幻自在に音色を操る演奏を聴いて、すっかりプーレさんの魔法にかかってしまいました。

けっして大きな音ではないのですが、柔らかくて伸びと輝きのある音色でいろいろな景色を見せてくれて、太陽や嵐や北風、木や動物や人間を感じることができました。

右手の弓の操作が素晴らしく、みとれてしまいました。

無駄な力がどこにも入っていなくて、弓のどの部分でもまるで自分の手のように、自由に使っていました。

四季で通奏低音を担当していたチェリストの古谷田祥子さん曰く、、、練習の時と本番とで全く演奏が違うの!ついていくのに必死だったよ〜。きっとプーレさんって音楽みたいに生きてきたのでしょうね、、、

心も演奏も自由人、ということでしょうか。

そういえば、新百合ケ丘でプーレさんをみかけた知人が、背中に弓をさして(担いで)自転車で走ってたよ、と言っていました。

ステキな方ですね♪

幸せな晩でした。