春のこと

標準

1_2015-01-18_1024_C0000_000000桜吹雪の季節となりました。

今年の桜は開花が早く、咲き始めから満開までの期間も短く、追われるようにお花見をした、という気がします。昨年は子犬で、見るもの聞くもの全てにビビるため、肩掛け袋に入ったままお花見をしたすももですが、今年はリードを付けてしっかり歩き、他のワンちゃんともコミュニケーションを取りながら、お花見が出来ました。犬バカですが、ずいぶん成長したな〜、と嬉しくなります。

すももは、体が小さく、相変わらずのビビリではありますが、根はなかなか逞しく、ちゃっかりしています。この天然の強さに、わたしはよく助けられます。命あるものとしてしっかりと生きる姿に、生きることの原点を見せられ、何事も全力で為すことを教えられます。すももはいつも一生懸命です。ウチに来てくれたことに感謝です!

春の大きな出来事のひとつにイースターがあります。今年は、ディズニーリゾートや街中でも卵をモチーフにしたイベントやグッズを見かけましたが、卵のお祭りではなく、キリストの復活祭です。教会の行事の中では、クリスマスよりも嬉しく感じる行事です。

今年は、近所の本郷台教会の礼拝に出席させていただきました。この教会の足踏みオルガンの音色を聴くと、なぜか心が緩みます。牧師先生の、研究の行き届いた細やかな時代背景の土台の上に立った、聖書の読み解きとメッセージがスッと心に入って、穏やかになります。今年に入って時々通わせていただいている教会ですが、近くにこんなに素敵な教会があったのか、と嬉しく思うこの頃です。

このイースターの日は、午後にも嬉しいことがありました。昨年の夏にドイツに行った時に再会した友人が一時帰国して、コンサートに出演するというので、行ってきました。ゲスト出演ということで、彼女の演奏は一曲でしたが、メインの柳瀬洋さん、佐和子さんご夫妻のクラリネットとピアノの演奏も、若いクラリネット奏者の演奏も、バセットホルンの方の演奏も、素晴らしかったです。友人の演奏は、5年ぶりに聴かせていただきましたが、とても懐かしくて、でも新鮮で、胸がいっぱいになりました。彼女の人生は波瀾万丈で、とてもドラマチックで、わたしの中にはない人生の選択をされるので、いつも驚かされますが、地道に神様と向き合って生きる姿に励まされます。何があっても、今、自分がどうすることが最善なのかを問いながら生きることを教えてもらっています。

わたしは、日々の些細なストレスでも巻き起こる、自分の中の強風に、真っ直ぐな心が吹き飛ばされ、すぐに揺らいでしまうのですが、友人やすももを見倣って、逞しくなりたいと願っているところです。

年度と年度の間の、ホッと出来るつかの間の時間を、家族や友人と分かち合えることに感謝です!明日から幼稚園と音楽教室の仕事の新年度が始まります。励まねば!

2015年スタート

標準

1_2015-01-18_1032_C0004_000000新しい年になりました。。

我が家では昨年末から、健康に関すること、特に食事について考え直すきっかけになることが続々と起こり、ガラッと生活が変わりました。一番変わったのは食事の摂り方と、内容です。それから歩くようになったこと。

今までは、食べたいものを食べてきましたが、腸の健康を考えて食物繊維を積極的に摂ることや、腸の中の菌のことを考えたメニューに変えました。すると、、、体って変わるのですね!

お通じが快調になる→お腹が空く→食物繊維や発酵食品を考えて調理し、食べる→お通じ良好!→体重が減り、気持ちもスッキリ

お通じが快調になる→気分が良く、体が軽い→機嫌の振り幅が小さくなり、少々のストレスにはイラッとしなくてすむ→家庭円満&心の平安

などなど、良い兆候をこの数日実感しています。食べることは生きること、とよく耳にしますが、生きる=暮らしですから、気持ちよく過ごすことは、食生活からスタートするのかもしれませんね。

毎年、12月は体調を崩しやすいのですが、昨年もやっぱり最後にインフルエンザにかかり、バッタリしてしまいました。今年はそうならないのが目標です。

今年も多くの方との関わりの中で暮らす毎日がスタートしました。レッスンに通ってくださる皆様が、すてきな音楽との暮らしを楽しめるように、わたしは日々、勉強と努力です!

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2014年

標準

1_2014-12-31_0402_C0006_000000今年もあと2日になりました。今年も例年と同じように、年の瀬を迎えました。感謝です。

今年は、お正月にすももが家族になって始まりました。順調に成犬になり、わたしたち夫婦にとっても、加藤ヴァイオリン教室にとっても不可欠な存在になりました。レッスンの終わりの挨拶「ありがとうございました」を覚えてしまい、これが聞こえると、遊んで!と騒ぎ始めます。生徒さんたちにたくさん可愛がっていいただいたおかげで、人が大好きなわんこになりました。ありがとうございます!

2月は大雪が土曜日に二度も降り、教室の生徒さんたちのレッスンが出来ずにハラハラしました。でも、3月の試験では、みんな実力を発揮して、素敵な演奏をしていました。。

4月からは新学期。今年度は新しく、中学生と高校生を中心とする弦楽合奏のクラスを担当することになり、勉強すべきことが増えました。

5月、6月、7月、8月は、教室の生徒さんの選抜コンサート、加藤ヴァイオリン教室の勉強会、コンクールを受ける生徒さんのレッスン、教室のキャンプのための室内楽と合奏の指導、と、生徒さんたちとの関わりがいつも以上に増え、密度も濃くなっていた時期でした。気持ちを切り替えながら、目の前にいる生徒さんのことを、その時その時で考えていく、よい訓練になりました。

8月は、パリとカールスルーエに旅行に行きました。大事な友だちに会うことが出来たことが、今年一年で一番嬉しい出来事でした。

9月は教室の前期試験があり、自宅の方ではいよいよ発表会の準備が始まりました。また、クリスチャン音楽家による合唱団とオーケストラ『ユーオーディア』の公演があり、台湾からのクリスチャンのメンバーとともに、賛美の夕べの公演に参加しました。国や言葉の違いを超えて、一緒に賛美できる幸せに感謝した一週間でした。さんぽみちでのコンサートにも出演して、ドビュッシーのヴァイオリンソナタを初めて演奏しました。

10月はキャンプでの室内楽の発表コンサートがあったり、コンクールの本選に挑戦する生徒さんのサポートをしたりするなか、いよいよ発表会に向けての準備が本格的になってきた月でした。

11月に入ると、クリスマスシーズンに向けての準備が始まり、練習が増えました。一年ぶりに練習する曲もあり、気持ちがクリスマスに向けて高揚していく毎日でした。

12月は、幼稚園でのバイオリン発表、翌日には県民ホールでの発表会、教室のクリスマスコンサート、そして、教会でのクリスマスコンサート、保育園や子育て支援センター、デイサービスでのクリスマスコンサートと、教えたり、弾いたり、音楽三昧の日々でした。

振り返ってみると、常にすべきことがあり、目標があった、有意義な一年でした。そんな風に過ごせたのは、周りの皆様のおかげだと、感謝しています。

大変な時に支えてくれる家族(すもも含む)、困った時に相談に乗ってくださる上司と同僚、関わることで学ぶべきことを示してくださる生徒さんと保護者の皆様、おしゃべりしたりランチに行ったり、悩みを相談したり、くだらないことで大笑いしたりできる友だち、共に祈り合って、支え合うことのできるクリスチャンの仲間、、、人との関わりの中で生かされていることに感謝です。ありがとうございました。

来年も、成長できるように、日々、頑張ります!

ヴィオラ

標準

昨年度から、勤めている音楽教室で弦楽合奏を担当することになりました。それまでは、個人レッスンのみの担当だったので、合奏指導は初心者です。一緒にクラスを受け持つ先生方にいろいろなことを学んでいます。でも、生徒さんにとってはわたしも他の先生と同じ、合奏の先生、なので、いろいろなことを質問されるし、頼られます。時には指揮もしなければなりません。

アンサンブルは、自分が弾くのと教えるのとでは、感覚が全く違うことを感じながら関わっています。音で伝えられないことを教えるためには、なるべくあいまいな表現ではなく、伝わる言葉で感覚を表さなければなりません。それを考えるおかげで、今まで何となく弾いてきたアンサンブルを、分析するようになりました。

音程やリズムの感覚を他の人と合わせて、みんなでひとつの曲を弾くことは、とても楽しいことです。たくさん経験することが、アンサンブルの能力を高める一番の方法なのではないでしょうか。

弦楽合奏を担当するようになって、もうひとつ新しい仕事が増えました。それは、ヴィオラパートを担当することです。学生時代に持ち替えで、オーケストラで弾いて以来、ほとんど自分で弾くことはなかったのですが、ここへきてその必要が出てきたのです。ずっと、楽器は大学のものをお借りして弾いていましたが、大学の楽器はわたしには大きすぎて、体にかかる負担が大きく、辛いので、思い切って、購入することにしました。せっかく買うのだから、作ってもらおう!と思いつき、江古田の駅前で工房を開いている、村川拓人さんとおっしゃる職人さんに作っていただき、11月27日に完成し、手元にやってきました。

この楽器は、教室のクリスマスコンサートでデビューする予定なので、テレマンのドン キホーテのブルレスカと、ハイドンのハレルヤコーラスを練習しています。

これから、300年生き続ける楽器の、最初の持ち主になりました。なんて楽しい、素敵なことでしょうか!植木さんの作ったヴァイオリンを最初の持ち主として使わせていただいて15年。村川さんのヴィオラも健やかに育てたいと、ワクワクしています。

基本

標準

1_2014-10-18_1307_C0012_000322暑い夏が今年はあっさりと過ぎ去って、過ごしやすい九月があっという間にすぎてしまいました。

ベルとの別れ、ユーオーディアの賛美の夕べで台湾からの音楽家の皆さんと一緒に演奏したこと、ドビュッシーのヴァイオリンソナタを初演奏したこと、音楽教室の生徒さんたちの前期試験とコンクール準備、、、。そして、最後の最後にとうとう風邪を引きました。それから約一週間、やっと調子が戻って来ました。

忙しいというのは感謝なことで、しなければならないことが沢山あっても、なんとかこなせるばかりでなく、逆にはかどってしまったりします。でも、ツケは回ってくるもので、風邪という形で体を休めることになってしまいました。

色々なことがあった九月を振り返って、今、基本というキーワードで頭の中がいっぱいです。基本に立ち返る、基本を繰り返す、基本に忠実に、、、etc.。演奏も、家事も、人間関係も、暮らし方も、基本を忘れると気持ちが悪く、ストレスがたまる原因になると思うのです。自分の基をしっかり持って仕事をし、周りの人と付き合い、暮らすことに立ち返りたいと思っています。

仕事でいえば、ヴァイオリンの良さ、魅力は音の美しさにあると思うので、美しい音を出せるフォームとボウイングに立ち返ることが10月のテーマです。いつもいつも、レッスンでしつこくボウイングの練習を行っていますが、さらにしつこく弾いていただこうと思っています。

基本がしっかりしていれば、音楽も、生き方も、気持ちよく変化すると信じて、日々練習です。

勉強会に向けて

標準

勉強会が近づいてきました。参加する生徒さんたちの目が、少しずつ真剣になってきました。

今回は、それぞれに本番での具体的な課題と、他の方から学んでほしいポイントを伝えることにしました。お互いの良い所を見ることで、自分に取り入れていくことができると思うのです。それを踏まえて12月の発表会に生かすことができたら良いな、と期待しています。

練習も本番も、自分との闘いです。自分に負けずに取り組んでくださいね!!

新年度始まりました

標準

BMPCC_1_2014-03-31_1110_C0001_000145桜の季節が過ぎたと思ったら、あっという間に新緑が出現し、葉っぱのなかった木がみずみずしい薄緑色に覆われました。

新年度が始まって4週間。そろそろ生徒さんたちの新生活も落ち着いてきて、わたしも出勤時間や生活のリズムが安定してきました。

今年は、楽器の大きさが大きくなる生徒さんが多くいて、成長しているんだな、といつもよりも実感しています。

毎年、今年度は何をテーマにレッスンしていこうかな、とひとりひとりの生徒さんについて目標を考えます。生徒さんたちの年頃は、伸びる速度が速いので、オタオタしていると、大事なことを見逃してしまいます。そんなことにならないように、苦手なことや嫌がる練習の原因を探していくと、意外なことが発見できたり、面白そうなアイデアがわいてきたりします。実践してみて上手くいくと、心の中でガッツポーズですが、思った程上手くいかないと、がっくり落ち込みます。また思案です。

今年度は勤め先では大きい生徒さんたちの合奏の授業を担当することになりました。先輩の先生にいろいろ学びながら、新しい分野の開拓となります。頑張ります!

春の一日

標準

桜が咲きました。

春休み中の土曜日、普段はなかなか取れない家族の時間を持つことができました。お天気も良くて、カラッとしていたので、近所の舞岡公園にお花見に行きました。家族や友だちと、桜の木の下にシートを敷いて、春のひとときを楽しむ人でにぎわっている中、散歩が苦手なすももはすももバッグに入ってお花見です。他の犬を見て、散歩の楽しさを学んでほしいのですが、それは無理なようです、、、。

すももは少しずつケージから出ている時間がのびてきました。走ったり、いたずらをしたり、探検したり、なんだかいつも楽しそうです。わたしが練習を始めると退屈なのか、邪魔をするようにく〜んく〜んと鳴くので、この日もすももバッグに入れて練習を始めました。長いので、最後には足下で眠ってしまいました。

生徒さんのレッスン中は鳴かないで静かに待っているのですが、わたしの練習の間は待っていられないらしいので、まだまだすももバッグが役立ちそうです。犬バカだなとは思うのですが、子犬の時にしかできないことなので、重みを感じながら、一緒に音楽を楽しんでいる毎日です♡

年度末

標準

今年度ももう終わりですね。

BMPCC_1_2014-03-23_1032_C0002_0001423月は、この一年間の集大成となる行事が毎週あり、最終週となる今、やっとほっとしています。

まず、幼稚園での音楽会がありました。新しい職場での一年は、毎回の授業をこなすので精一杯で、余裕がありませんでした。来年度は、また新しい園児たちと一緒に、頑張りたいとおもいます。

音楽教室では、年度末恒例のコンサート形式の試験がありました。今年は大雪で二回も休講があり、さらにインフルエンザの流行でお休みをする生徒さんが多く、試験までに曲が仕上がるかどうか、ハラハラドキドキでした。でも、皆さんとても頑張って、それぞれの実力を出していました。個々の課題が見えたので、来年度はまた新しい気持ちでサポートしていこいうと思います。

加藤ヴァイオリン教室では、7月6日日曜日にいろりで勉強会を開きます。発表会は12月です。目標を立てて、努力しましょう!

今年度も多くの皆様にお世話になりました。ありがとうございました。

2014年

標準

BMPCC_1_2014-01-04_1444_C0005_000425新年明けましておめでとうございます

穏やかに2014年が明けました。

一日はスカイツリーに行ってきました。ツリーには昇れませんでしたが、下からその大きさを堪能しました。昇れないまま帰るのは残念なので、隣にあるすみだ水族館に行ってみました。コンパクトなスペースなのに、見やすくて、大満足できる水族館でした。わたしはペンギンが好きなので、泳ぐ姿を上から見ることができたのがとっても嬉しかったです!気持ち良さそうに泳ぐ姿を見ていたら、今年はスイスイ問題が解決するような気がしてしまいました。

それからもうひとつ、楽しく嬉しい気持ちになることがありました。

トイプードルのすももちゃんが家に来ました。今日からは実家の母の所に行きますが、三日間、本郷台で家族として過ごしました。小さくて、ほにゃほにゃで、足が短くて、頼りない感じがしますが、ごはんをたくさん食べて、うんちもいっぱいして、いっぱい遊んで、とても元気です。モモの代わりにはなりませんが、母とベルの家族として、馴染んでくれたら嬉しいです。見ているだけで癒される、天使のようなワンちゃんです。たまに、こちらに借りて来て、お泊まりしてもらうつもりです。楽しみだな〜

ヴァイオリンを聴かせたら、ビックリしてぶるぶるしていました。すももには音が大きすぎたようでした、、、