ムーランルージュを観た翌日、ドイツに移動しました。フランクフルト空港から、ドイツの新幹線に乗って、カールスルーエに着きました。
ここには、20年来の友だちが住んでいます。4年ぶりの再会でした。
再会を喜び合ってから、まず連れて行ってくれたのは、カールススーエの音楽大学でした。ここは、その友だちの母校でもあり、一昨年、夏期講習で指導していただいたヘルシャー先生が教鞭をとっていらっしゃる大学です。ピンク色のお城が校舎で、他にレッスン棟や練習棟があるそうです。学校のまわりは何もなくてのどか。音楽をじっくりと勉強するには最高の環境がそろっていました。夏休み中、ということでしたが、学食や講堂をのぞいたり、お庭を歩いたりすることはできました。練習棟からは、学生さんが練習している音が聴こえてきました。
その後、カールスルーエのお城を見て、庭園をぐるっと回る小さな電車に乗って、爽やかなドイツの夏を感じてから、街に行って買い物や食事をしました。街の中には、古い建物がそこここに残っていて、その中のひとつに<ブラームスの交響曲第1番を初演した>建物がありました。今はホールではなく、洋服屋さんが入っていましたが、外側はそのまま残っていました。連れて行ってくれたレストランは、素敵なお庭のあるレストランでした。ドイツ料理の、お肉ばっかり&大味のイメージとは違い、サラダなどの野菜がたっぷりのメニューもあり、味付けも美味しくて、これまでの印象がかわりました。ビールはもちろん美味しかったです!
翌日は、ハイデルベルグに連れて行ってもらいました。ここは、ドイツでも一二をあらそう人気の観光地、ということです。
お天気にも恵まれ、気温は低めで湿度も低く、カラッとした、最高の観光日和でした。古い教会とお城、その城下町が観光地として残っている街でした。石畳に石でできた建物と教会、青い空、山の緑、山に立つ古いお城。お土産屋さんを除けば、タイムスリップしたような光景です。ケーブルカーで山を登って、お城に行ってみると、ますます、時代がわからなくなるような感覚になります。お城には戦争をした跡なのでしょうか、壊れている場所や、弾の跡などがあり、そこにいた人々のことを想像してしまいました。お城から見下ろすと、川があり、オレンジ色で統一された家々の屋根があり、教会の鐘があり、目を上げると広い広い空があり、風が吹いていて、なんともいえない良い気持ちでした。
翌日は、ブラームスの歩いていた界隈や、ライン川の近くに連れて行ってもらい、最後にビールを醸造している工場でビールを飲んでソーセージなどを食べて、空港へ向かいました。
ドイツでの3日間は、友人がすべて案内してくれて、電車の時刻から、乗り方から、乗り換え方法から何から何まで教えてくれて、ドイツ語でチケットの交渉をしてくれて、レストランでは、メニューを全て訳してくれて、注文してくれて、お土産の紹介からレジの作法を教えてくれて、、本当に本当にありがとうです!
何よりも、会うことが出来て嬉しかった!観光の合間にいろいろ話せて、楽しかった!すっかりドイツに馴染んで、日本にいた時よりも生き生きとしている姿を見られて、本当に嬉しかったです。言葉のことや、生活習慣のことなど、けっして簡単に馴染んだわけではなかっただろうと思うのに、楽しく、幸せに暮らしているなんて、とてもかっこいいと思います。自慢の友だちです!また会いに行きたいと思います。今回はお世話になりました。心から感謝です。
最後に、友だちに会いに行きたいんだけど。。。というわたしの希望を叶えてくれて、飛行機の手配、ホテルの予約、レストランの予約、それからわたしの分のお土産も鞄に入れてくれた夫に感謝します。また、旅行しようね!ありがとう!
yukkoちゃん、こちらの方こそ本当にありがとう!!
遠くまで会いに来てくれてとっても嬉しかったです。
次は我が家に滞在してもらえますように。。。長期滞在でね!
ご主人にもよろしくお伝えくださいませ。
も一つ、とても素敵な動画、感動しました!!