春の旅行

標準


今年のGWは、伊勢志摩→兵庫→福井 でした。

伊勢志摩には行ったことがなく、昨年のサミットの様子をテレビなどで見て、行ってみたいなと思っていた場所でした。伊勢神宮へ行き、伊勢うどんと手こね寿司を食べ、英虞湾の美しい景色を見て、サミットの行われたゴージャスなホテルに泊まり、美味しい食事と温泉でリラックスして、大満足でした。

翌日は、海沿いにある、鰹節を作っている小屋に行き、削りたての鰹節から取ったお出汁や、鰹節ご飯をいただきながら、鰹節の歴史や作り方をレクチャーしていただきました。素敵な社長さんと奥様の、鰹節に捧げる愛情に胸を打たれました。普段は、顆粒の出汁を使っていますが、たまにはきちんと出汁を取ろう、と思いました。日本人の味覚の鋭さ、うまみの奥深さ、、、日本人なのに全く知らなかったことばかりでした。恥ずかしいことであり、もったいないことでした。

兵庫では三田というところにある、エス コヤマというお菓子の工場に行きました。とても混んでいて、ランチのために3時間待ちましたが、待つ甲斐のある美味しいランチとデザートでした。そこでしか買えないものが多いのですが、多くの人が待ち時間が長くてもやって来る理由がよくわかりました。ひと月近く経った今でも、買ってきたチョコレートを少しずつ少しずつ、大事に食べています。

福井では、夫のお母さんと一緒に、地元では油揚げと呼ぶ、厚揚げのようなものが有名なお店に行き、揚げたてを堪能しました。夫はいつも、僕は標準語を喋っている、というのですが、若干なまっています。そして、福井弁はもう忘れた、と言い張るのですが、お母さんに会ったとたん、のーのー(標準語でねぇねぇ)、となまっていたので爆笑しました。体の中にある福井魂が漏れ出てしまったのですね。わたしからすると、地方の言葉はとても素敵だと思うのですが、関東で福井弁がしゃべれるか!と思っているのでしょうね。でも、いつも若干なまっているのです。夫の良いところの一つです。

今回は新車での初遠出でした。1,500kmも運転してくれて、いつもながらですが、すべての旅行プランを立ててくれた夫に感謝です。いつもありがとう。