感動!

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先日、久しぶりにミュージカルを観ました。エディット  ピアフの半生を描いた舞台です。

シャンソンが好きなのと、主演が元宝塚トップスターの安蘭けいさんだったのとで、ずっと楽しみにしていました。安蘭さんは歌がうまい俳優さんなので、沢山の歌を聴けるのが楽しみでした。でも、歌だけではなくて、演技も素晴らしくて、どっぷりと引き込まれました。10代、20代、30代、40代と年代ごとにとても一人の俳優さんが演じているとは思えないほど見事に演じ分けていて、一人の女性の人生を一緒に歩んだように観終わった時はどーんと疲れていました。

エディット ピアフは、20世紀前半に活躍したシャンソン歌手です。たくさんの恋をして、失恋して、それを歌にしてステージに立って、多くのファンを魅了しました。

少しハスキーな、迫力のある歌声を初めてレコードで聴いたとき、何を歌っているのかはわからなかったけど、なんだかすごいな、と感じたのを覚えています。

このミュージカルでは、日本語で歌われているので、愛の賛歌、パリの空の下、バラ色の人生、パダンパダン、水に流してなどの数々の名曲が、どんな歌詞で、人生のどの場面でどんな風に創られたのかを知ることができました。出演されている他の俳優さんたちも名優揃いで、笑いあり、涙ありの幸せな3時間を過ごすことができました。

あ〜、やっぱり生の芸術は素晴らしいです!感動でした。