勉強会が終了しました

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IMG_0576少し肌寒い3月24日、勉強会をしました。

いつもの、他の先生方との合同の発表会とはひと味違う、オリジナルな会になりました。

紙のプログラムは無し、演奏の順番はくじ引き、演奏の前に自己紹介とお話をする、などいろいろ新しい試みをしてみました。

遠くから来てくださったゲストの皆様、父兄の皆様、ピアニストの石橋さん、会場を貸してくださった三橋さん、駐車場を貸してくださった三橋さん、お菓子を作ってくださった宗像さん、ありがとうございました。皆様のおかげで、温かい会になりました。

木の薫りの中で、木で出来たヴァイオリンを弾く、とても贅沢な貴重な時間でした。とてもよく響く空間なので、皆さんいつもより気持ちよく楽器を鳴らしていたように感じます。それぞれ精一杯、自分を表現していて嬉しかったです。

音楽との関わり方は、人それぞれです。ゆっくり上手になる人、じっくり上手になる人、目標に向かって一直線に突き進む人、迷いながら回り道をしながら上手くなる人、どんなペースでも良いのです。続けてください。お休みする時もあるでしょう。でも休みながらでも続けることが大事です。

まずはそれぞれの次の目標に向かって続けましょう!わたしもひとりひとりに合ったレッスン方法、練習方法を工夫します!

本当に皆ありがとうございました。

写真は宗像さんが作ってくださったクッキーです。甘さがほどよく、優しい気持ちになるクッキーです。音楽もですが、お菓子にも人柄が出るのですね。お忙しいのに、いつもありがとうございます!

いろり

初めての合奏

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5G9A065724日の勉強会のために、合奏の練習をしました。

みんなと一緒に弾くのは初めての人がほとんどでしたが、みなさん楽しんで演奏しているように見えました。

ヴァイオリンはアンサンブルをする楽器なのに、普段のレッスンでは、なかなかアンサンブルをする機会が作れませんでした。発表会でも、他の楽器の方々がいらっしゃるのに、ヴァイオリンだけが特別なことをするわけにはいかず出来ませんでした。そんなわけで、今回、合奏が出来ることが本当に嬉しく、楽しみです。

合奏とは、みんなで気持ちを合わせて、同じ時間を創ることです。その時、そのメンバーでしか創れない演奏がどんな風になるのか、ワクワクしています!

頑張って!!

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いよいよ3月です。

教室ではグループコンサート、自宅での教室では勉強会と、一年間の集大成の晴れ舞台が近づいてきました。

生徒さんたちはそれぞれがそれぞれの環境で、それぞれに精一杯ヴァイオリンを弾いていらっしゃるので、個々のペースでよいのだ、と思いつつ、少しでも上手に弾いてほしい!とついつい指導に熱が入ってしまいます。それは、上手に弾けた方が演奏後に得る充実感が大きいですし、自信になるからです。

勉強中は、お客様がどう思ってくださるかよりも、自分がどう満足するか、の方が重要なのかもしれません。どんなに褒められても、自分が満足しなければ、その言葉は受け入れられないですし、逆にやり遂げた充実感がある時は他人の言葉は気にならないものです。

少し脱線しますが、褒め言葉、というものはくせものです。耳に心地よい言葉におどらされず、自分の感じたことの方をしっかりと追求していかないと、裸の王様になってしまいます。わたしの恩師の瀬川光子先生は、素晴らしい演奏家ですが、どんな褒め言葉に対しても『ありがとうございます。励みにします。』とおっしゃいます。あんなに素晴らしい演奏をされる先生がこんな風に謙虚なのだから、わたしがちょっと褒められたくらいで図に乗っていたらおかしいな、と思うようになりました。

でも、これは中学生以上の人の場合で、小さいうちはたくさん褒めてもらうことが、やる気を保つことになりますし、頑張ったことに対する褒め言葉は、額面通りに受け取ってよいと思います。

練習はしたくない時もあるし、辛い時もありますが、絶対に裏切りませんから、結果を楽しみに続けてくださいね。

目標があるというのは幸せなことです。ラストスパート、頑張ってください!!

ドヴォルザーク

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IMG_05602月にむけて、ドヴォルザークの曲を練習しています。

ユーモレスク、交響曲第9番「新世界」の第2楽章を元にしたラルゴ、スラブ舞曲、スラブ幻想曲、ソナチネ。こんなに一度に同じ作曲家の曲を勉強するのは初めてです。

懐かしく、温かい、心にじーんと染みてくる、独特の和声と旋律にどっぷり浸っています。

2月13日は、栄区スポーツセンター地下にある喫茶店『さんぽみち』にて、16日はリリスホールでの栄ソリスティの演奏会にて演奏いたします。共演してくださるピアニストは、石橋さん。ソリスティで知り合って、二人での演奏は今回が初めてです。おおらかなお人柄そのものの、豊かな音に支えていただいております。

お正月が明けてから、なんだか忙しい日が続いているのですが、忙しい時の方が、練習がはかどるのが不思議です。集中するってすごいことですね。

写真は、昨年末に出会った盆栽と1月の飾りです。盆栽くんはとてもかわいいです。乾燥が大敵ということだったので、夜はジャブっとお水に浸けておきます。早くお花が咲かないかな〜と楽しみにする毎日です。

勉強会をします

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いよいよ12月です。今年も残りわずかですね。

寒い季節になりました。

前回の発表会から半年程経ちました。そろそろまた、練習の成果を発表する目標を作りたいなと思い、年度末の3月24日に勉強会をすることにしました。

今回は、お互いの演奏をきちんと聴いて学び合えるように、発表会のような大きなホールではなくて、演奏者とお客様が同じ目線で楽しむ場所を選びました。

さらに、初めての試みとして、みんなで合奏をします!お互いの音を合わせる楽しみは、弦楽器ならではです。ドキドキしながら、楽しんでくださいね。

発表会〜その2〜

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IMG_0137今回の発表会は有り難いことに、前回よりも参加人数が増えて、華やかになりました。

ヴァイオリン歴はそれぞれですが、個々のベストを尽くしていて、立派な演奏だったと思います。

不思議なことに、お互いに時々レッスンの入れ替えの時に顔を合わせているくらいなのに、会った途端に古くからのお友だちのように「久しぶり!緊張してる?」なんてお話しているのです。

年代も音楽環境も違う生徒さんたちが、仲良く楽器を持っておしゃべりをしている様子は、とても嬉しく、微笑ましく、音楽の力を感じました。

写真は、リハーサルの時に立ち位置を確認しているところと、舞台上での勇姿です。

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ヘルシャー先生レッスン

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2年ぶりにヘルシャー先生のレッスンを受けました。

先生のレッスンを受けたの三回目です。

今回は、音の発音をはっきりとさせ、どんな時でも(緊張しても、どんな環境でも)安定した演奏ができるように、スピッカートとマルテレ奏法を中心に基本的なボウイングを習いました。

自然なフォームで、無駄な力を入れず、でも、芯のある良い音を出す。こんな当たり前のことが、あらためて教わると難しい!!

次回、レッスンを受ける時までに自分のものにしたい技術です。やる気がモリモリ出ました。

発表会会場

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7月1日に予定している発表会の会場を見てきました。

戸塚の駅から歩くこと10分弱。ホールだけではなくて、図書館や音楽室、フィットネスルームもある、市民の憩いの場になっている施設のようです。

ホールの中を見せていただきました。

舞台から見た客席。

客席から見た舞台。

ホワイエ。

出演される皆さんのイメージ作りに役立ててくださいね。

ヴァレリア セルヴァンスキーピアノ特別公開講座

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IMG_0003先週、勤め先の教室の講師を対象にした特別講座がありました。

リスト音楽院で学ばれ、日本、ハンガリー、イギリスで音楽教育活動を行っていらっしゃるセルヴァンスキー先生は、ほっそりとした女性の先生でした。

ピアノの先生ですが、とても勉強になるお話を聞くことができました。

子どもたちに音楽を教えるとき、まずどんな音楽を求めるのかを考えさせることが大切であるということがお話の中心だったと理解しました。

音楽は音と音の間に生まれる、つまり、音から音へとどう動くかを考えさせなければならないということでした。そのためにはまず、先生の演奏やCDなどで良い音楽を聴かせ、それがなぜ美しいのかを話すのだそうです。そのようにして、まず聴く力を付けさせ、徐々にフレーズや音楽のまとまりを自分で考えられるように導いていくそうです。

聴く力には、内的聴力(心の中にある音楽を聴く力)、出ている音を聴く力、批判する力(良かったか悪かったかを判断する力)の3種類が必要であり、それらによって自分が何をしたいのかを想像できていなければならないとおっしゃっていました。聴く力と同時に考える力も必要で、教える側の音楽を埋め付けるのではなくて、子ども自身の気持ちや考えを引き出すことが大事だそうです。例え5歳の子どもでも、考えることに意識を向ければ、考えるようになるとおっしゃっていました。

教える時に、この曲はどんな風に感じる?とか、どうして好きなの?と聞くようにはしていますが、なかなか答えが返ってこなくて、時間もないし、気詰まりな時間が流れるので、あきらめて、こうじゃないかな?とかこうだよ、と答えを言ってしまうことがあります。忍耐強く、あきらめずに、待たなければいけないのですね。考えることを中断してはいけないのですね。反省しました。なかなか自分の考えを言えなかったり、言えたとしても、明るいとか暗いとか、限られた言葉しか出てこないのは、子ども自身が自分の心の中を聴く習慣が出来ていないからだったのかもしれないと知らされました。

先生は音楽教師は庭師のような仕事だとおっしゃいました。正しく手を加えれば、美味しい実が成る。その答えが出るのは植物の生長と同じで何年も先のことだけど、常によく見ていないと、実がならない結果になってしまうと。本当に教えることは地味な仕事だし、なかなか結果は出ないし、思うようにはいかないしで、我慢と忍耐の仕事だと感じます。でも、楽しいことも多いし、教えられることも多いし、やりがいも感じます。先生のように、情熱を持って生徒さんたちと向き合い続けたいと思います。

ザハール ブロン 公開レッスン

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IMG_144912月の一週目、ザハール ブロンの公開レッスンが行われていました。

名教師として知られている先生のレッスンを生で見られること、受講生たちが将来有望な可能性をたくさん秘めた若者たちであること、など興味がわいたので、二日間聴講してきました。

受講生の方たちは、いろいろなコンクールで上位に名前を連ねる方々で、さすがに上手です。きっと何度か本番を重ねて、自分なりに消化している曲を持って来ているのでしょう。立派に自信を持って弾いています。そこに先生はもっとよくなるように、細かく丁寧に指導をしていきます。時にはものすごい至近距離で左手を観察し、ちょっとしたクセを指摘したり、ヴィブラートのスピードを指示したり。反対に遠くから眺めて、姿勢を直したり、フィンガリングを提案したり、曲全体の流れを整えたり。受講生たちは優秀なので、どんどん変わっていきます。1レッスンはたったの40分なのですが、音がどんどん変化していきました。

印象に残ったことは、コンチェルトであっても、オーケストラパートをよく勉強して、ハーモニーやリズムを融合させるように指導していたことです。ソリストの立場であっても、アンサンブルすることは忘れてはいけないということでしょうか。ヴァイオリンは、ひとりで練習し、ひとりで発表会などで弾くことがほとんどなので、小さい頃からピアニストに合わせてもらうことが当たり前になってしまいます。素晴らしいピアニストであればあるほど、どんなにわがままな演奏であっても合わせてくださるので、それで良しとしてしまいます。でも、本来はアンサンブル楽器であり、他の楽器と融合出来る方が良いのです。若いうちにそのことを知ることは、大事なことなのですね。

偉大な指導者と高い能力を備えた若者の、刺激溢れる時間でした。