どこかで春が

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月に一度、埼玉県飯能市にある、特別養護老人施設敦徳苑とデイサービス蘭風苑で音楽の時間を担当しています。

今月は一昨日行ってきました。

この日は北風が強く、とても寒く感じたので、春の歌を歌おうか、冬の歌を歌おうか、迷いながら出勤しました。参加してくださった皆様に、今は冬だと感じますか?春だと感じますか?と質問すると、春だと思う、という意見が多かったので、春の歌を数曲歌うプログラムになりました。わたしは楽器を弾くので、歌うのは参加している利用者さんと職員の皆さんです。

どこかで春が、春の小川、春よこい、、、春という字が入った歌はたくさんあります。共通しているのは、どの歌にも自然の変化が織り込まれていることです。氷が溶けて、水となり、流れて、魚が泳ぎだし、お花が咲き始める。風が北からではなく、南から吹くようになり、外へ出たくなる。子どもの頃に覚えるやさしい歌の中に、季節の変化が当たり前にシンプルに含まれていることに偉大さを感じます。

他には、今が卒業式のシーズンなので、蛍のひかりや仰げば尊としを演奏しました。それぞれの卒業式での思い出を思い出してもらって、それをお話していただきました。

帰り道、春のうたを歌ったせいか、いろいろな春が見つかりました!写真はその中のひとつです。

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