夏の旅行

標準


今年夏は、パリとドイツのカールスルーエに行って来ました。

4年前にドイツに移住した大事な友だちに会いに行きたい、とずっと考えており、せっかく行くのだったら、他の国にも行ってみよう、と計画を始めたのが今年の4月でした。

ガイドブックを買って5ヶ月!寝る前や、電車の中で読みふけり、海外に詳しい友だちから情報を集め、行きたい場所をピックアップする毎日を経て、実現しました。

まずは、韓国経由でパリへ。到着したのは17時をまわっていましたが、ヨーロッパの日没は遅いいため(21時過ぎまで明るかった)、まだまだ明るく、早速、ホテルの近くから散策を始めました。お腹が空いたので、サラダを買ったら、パンをサービスしてくれました。バケットの美味しいこと!!これが本場のフランスパンか、と感動した、パリでの最初の食事でした。

翌日は、半日でパリの街をバスで回るツアーに参加して、美術館や、オペラ座など、外からぐるっと見て回り、モンマルトルの丘に登りました。パリの街を一望できました。丘の上にある、サクレ・クール寺院の中は、とても静かで、天井に大きなイエスキリストのモザイク画があり、ステンドグラスで描かれた宗教画とキャンドルの灯りが幻想的でした。

午後は、パリに詳しい友だちが、パリに行ったら必ず行く、と言って薦めてくれたロダン美術館へ行きました。ロダンが住んでいた建物のなかに、大きな彫刻がもったいぶらずに置かれていて、迫力に驚きました。一体一体から、気持ちのようなものが溢れていて、彫刻なのに生きているように感じました。庭園も素晴らしく、バラやあじさいの花とマロニエの木々の間に、またまた惜しげなく彫刻が置かれていました。

BMPCC_1_2014-08-10_0151_C0000_000000その後、地下鉄に乗ってエッフェル塔へ。置物のようだなと思ってしまいました。塔の前にある広い公園では、多くの人が食事をしたり、運動をしたり、自由に過ごしていました。最高気温21℃と涼しいのに、真夏の装いではつらつとしている人たちをみて、エネルギーをもらった気がしました。その後、また地下鉄に乗って、サンジェルマンに移動し、古い街並をみてから、初めてのカフェ体験をしました。レ・ドゥ・マゴという、ピカソが通ったというカフェでした。カフェは、あちらこちらにありましたが、すぐそばを車やバスが通るような角にあることが多く、以外に空気の汚い所にあるのね、、、と感じました。せっかく美味しいものを食べるのに、あまり環境が良くないお店は嫌だな、と思い、マゴにしました、ここは、歩道の奥にあるので、排気ガスも一緒に食することはないと思います。おかげでとても美味しく、素敵な時間を過ごすことができました。隣に、とても素敵なおばあさんがひとりで読書をしながら食事をしていました。ワインを飲みながら、ゆったり過ごしている姿がとても素敵に見えました。『お手洗いに行ってくるから、荷物をみていてね』(多分そんなことを言っていたのだと思う。フランス語は全くわからないけど、多分。)と、見ず知らずの外人のわたしたちに言いおいて、すっと立ち上がる姿に品があって、本当にうっとりしてしまいました。戻ってきて、『メルスィ』とにっこりしたお顔がまた素敵でした!

翌日は、ルーブル美術館へ。世界中からの旅行客でごった返していました。ミロのヴィーナス、ピケ像、モナリザの前は特に人が多くて、美術品に近づくことができないくらいでした。でも、昔は宮殿だったという建物の中を歩きながら、名画を近くで見ることが出来る幸せを堪能しました。とても全部をみることは出来なかったので、また行ってみたいです。

その後、セーヌ川の水上バスに乗りました。ポン・ヌフ(日本語にすると新橋)から、サン・ルイ島までを往復するのですが、川沿いに名所が立ち並んでいるので、見所満載でした。川の風が気持ちよく、爽快でした。

BMPCC_1_2014-08-11_0559_C0000_000000夜は、ムーラン・ルージュでショーを観ました。まず、1時間半程の、生演奏と生歌でのライブがあり、その間に食事が出ます。その後、約2時間のショーが始まります。このショーが、本当に素晴らしかった!!例えて言えば、宝塚とシルク ド ソレイユを混ぜたような感じですが、女性はトップレスで、他には猫や犬やポニーが出てきたり、腹話術や手品のような出し物も出てくるのがこのショーならではなのではないでしょうか。舞台はそれほど大きくないので、出演者をとても近くに感じます。長身でスタイルの良い美男美女が、大迫力で歌ったり踊ったり。そうかと思えば、筋肉をみせるようなゆっくりとした、肉体美パフォーマンスがあったり、動物が芸をしたり。キラキラして、大興奮の2時間でした。終わったのは23時近かったのですが、その後、もう一回公演があると聞き、びっくりしました!

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