武蔵野音楽大学附属江古田音楽教室の生徒さんたちが、隔年で公演しているオペラです。今回の演目はヘンゼルとグレーテルでした。
わたしは江古田には勤めていないので、直接のお手伝いなどはなかったので、純粋にひとりの観客として楽しみました。
大きな役はオーディションが行われ、とても真剣に慎重に選ばれるそうです。小さい子は、大きいお姉さんやお兄さんの姿に憧れて、いつかはわたしも!と挑戦していく、良い連鎖が生まれると聞いていましたが、納得しました。みんな音楽が大好きで、たくさんお稽古したのがわかります。堂々としていて、楽しそうに、演じていました。
演奏も弦楽器は生徒さんが中心です。(管打楽器は大学生が中心でした)
歌も演技も、演奏も、指導された先生方も大変だっただろうな、と思います。
このオペラが上演されたベートーヴェンホールの前に、ベートーヴェンの胸像があります。わたしがこの像を初めて見たのは、小学校4年生の時だった思います。入っていたリコーダークラブで挑戦した、リコーダーコンクールの会場が、いつもこのベートヴェンホールでした。ギョロっとした目を見て、怖いな〜と感じていました。コンクールは毎年あったので、6年生の時には見慣れてしまいましたが、その後、何十年にもわたって眺めることになろうとはその時には思いもしませんでした。これもご縁というのでしょうね。