クラシック音楽コンクール本選

標準

夏に予選があったコンクールの本選が、10月の末にありました。

夏は高校生以上の部門を聴かせていただきましたが、今回は小学生と中学生の演奏でした。全部で66名。

上手な人は、12月に行われる全国大会に出場できます。惜しくも全国大会には行けなかったけれど、良い演奏をした人には好演賞が贈られました。

教える仕事をしている者として、コンクールを聴かせていただくことは、良い刺激になります。そして、どうやって教えたら上手な演奏をさせてあげられるかを考えさせられます。

生徒さんに才能があることは、上達の大きな助けになります。でも、いくら才能があっても、それを枯渇させてしまい、音楽から離れてしまった仲間もたくさんみてきました。

どうしたらそんなことにならずに、長く音楽と共に生きることができるかを考えてしまいます。あるいは、特に才能とよばれるものがなくても上手に演奏できるように導くにはどうしたら良いかも。。。

才能の有る無しに関わらず、先生が生徒さんに対して負う責任の大きさは計り知れないと感じます。ヴァイオリンを弾いてみたい!そう思って来てくださる生徒さんたちに、個々に合った方法で、無駄なく、達成感を得てもらえるように、日々勉強です。