ありがとうございました

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IMG_05672月は13日のさんぽみちでのコンサート、16日のリリスホールでのコンサートと2度の本番を無事に終えることができました。

聴きに来てくださった皆様、ありがとうございました。

さんぽみちでのコンサートは、ヴァイオリンのみのプログラムで構成したのは初めてで、本番前はリサイタルの前のような緊張感を味わいました。お話をはさみながらのコンサートなので、余計に緊張します。でも、曲の背景や作曲家のことを勉強し直せるので、わたしにとっては大事な機会です。それから、お客様との距離が近いのもさんぽみちならではだと思います。演奏していると、お客様の気持ちがこちらに向いているかどうかを肌で感じます。ふっと気持ちが離れてしまう時は、あまりよい演奏をしていないな、と感じて焦ります。でも、ダイレクトに反応をいただけることは、励みになります。

リリスでの演奏は、リハーサルでうまく弾けず、とても困りました。運良く、原因がわかったので、気持ちを立て直して、本番は思うように演奏できたと思います。演奏は、練習という準備も大切ですが、心の準備も大切なのだとあらためて感じました。今回は、リハーサル早々に昔のトラウマがよみがえってしまい、すっかり調子を狂わせてしまいましたが、うまく弾けている時の録音を聴いて、立ち直りました。嫌な思い出というのは、些細なこと(今回は声を聞いただけでした)で瞬時によみがえってしまうものなのだ、と実感しましたが、負けない強い心を持ちたいと思います。

今回は、以前、ヴァイオリンのデュオの時に一緒に演奏してくださった石橋さんにピアノを弾いていただきました。おおらかで、優しい方で、音楽もとても豊かで、練習がとても楽しく、新しい世界を拓いてくださいました。音楽は人柄が出ますから、人間関係と同じで相性があります。石橋さんは、お互いに張り合わず、融合できる、大切な音楽仲間です。これからもいろいろ勉強させていただきたいと思っています。

わたしの次の目標は、生徒さんたちとの勉強会と、4月のマリンバとのアンサンブルです。気持ちを新たに勉強です。

写真は、ご近所に住んでいらっしゃる方からいただいたスイセンです。とても良い香りです。