練習すること

標準

練習は上手になるためにするので、毎日続けることが大切ですが、自分のしている練習がどんな内容だったのかを振り返ることをしている人は以外に少ないのではないでしょうか。

そう言うわたしも、それに気が付いたのはずいぶん大きくなってからです。

年齢が小さいお子さんや、始めたばかりの方は、先生から出してもらった練習の課題をそのまま繰り返して、まずは練習するという習慣を身につけることが第一になると思います。

練習の習慣が付いてきたら、弾いたことで満足しないために、その日にした練習の内容を自分でノートに書き出すようにしてみてください。

内容だけでなくて、上手く出来たことと出来なかったことも書いてみてください。そして、うまく出来なかったことは、どうしたら良いかなと考えて、次の日に試してみたいアイディアを出してみてください。どうしてもわからないことは、次のレッスンの時に先生に聞くこととして書いておくと良いでしょう。

練習後のほんの5分くらい、自分の練習を振り返る時間を取るだけで、不思議なことに練習の仕方が変わりますよ!練習の内容が良くなれば、当然、短時間ではかどるようになるので、だらだらとした義務感たっぷりの疲れる練習から解放されるでしょう。

何より良いのは、練習は誰のためでもない、自分のための事であることに気付けることです。

だまされたと思って、試してみてくださいね。