さわやかな初夏

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今年は梅雨の前に台風が来たり、夏日が続いたりしています。でも、空気が乾いているので、そんなに不快ではありません。楽器もよく鳴ります。

少し前になりますが、気持ちの良い日に、大好きな人たちと、大好きな横浜を散歩しました。ドイツから一時帰国した友だちのご夫婦が、忙しいスケジュールの中、わざわざ遊びに来てくれたのです。

桜木町から赤い靴号に乗って、港の見える丘公園、イギリス館、中華街、赤レンガ倉庫と回って、桜木町に戻りました。

初夏のまっすぐな日差しを、初々しい緑の木々がちょうどよく遮ってくれて、マイナスイオンをたくさん浴びた気がします。

偶然、赤レンガ倉庫でドイツ祭り(?)が催されていて、ビールやソーセージの屋台で盛り上がっていましたが、ドイツからいらっしゃったお二人には変な感じだったのではないでしょうか。。。

昨年、私たちがドイツへ行った時、付きっきりでガイドしてくれた友だちに、お礼ができる良いチャンスだね!と夫と会えるのを楽しみにしていました。でも、会うと、昨日も会っていたかのような気持ちになってしまい、普通の横浜巡りになってしまいました。かえって貴重なお土産をいただいてしまいました。

お二人に会うことができて良かった!そう、ひと月も経つのに思う、良い一日でした♡

ヴァイオリンを弾くって、、、何のため?

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1_2015-02-28_1447_C0000_000000三月、四月とずーっと考え続けていることがあります。いや、もっと前から、この仕事に本腰を入れた時からずーっと考えているかもしれません。

それは、何のためにヴァイオリンを弾くのか、を生徒さんたちにどう伝えるか、ということです。

ただ好きで楽しく弾いている時には、こんなことは話す必要はないと思っています。でも、長く続けていると、そして、真剣に取り組めば取り組む程、この疑問が生まれる時が来るのです。その時に、わたしに出来るサポートは何だろう?とその都度考えるのです。

この春は特にそのことを考えています。

今のわたしは、ヴァイオリンを弾くこと、仕事をすることの意味と目的がはっきりしているので、迷ったり、道を変えようと思ったりすることはありませんが、子どもの頃や、学生の頃は、よく悩んだり、考えてもわからなくて腹を立てたりしていた記憶があります。

今、関わらせていただいている生徒さんたちは、まだまだ小さいお子さんたちですが、真剣にヴァイオリンと向き合おうと努力している方達の中には、早くもこの疑問と向き合う時を迎えている方がいらっしゃいます。

努力したのに成果が出ない、たくさん練習したのに本番で間違えてしまった、等々。先生の目線で見ると、その人その人それぞれの努力を知っているし、長い人生の中のほんの小さなかすり傷くらいに捉えれば、と思いますが、当人や一緒に頑張ってきたご家族にしてみたら、これは大問題です。わたしもそうでした。わたしの母は、今でも時々、わたしが間違えたり失敗する度にドキドキして、あ〜と思ったと言います。(心臓に悪かったことでしょう!ごめんなさい)そんな、落ち込んでしまったり、悩みを抱えてしまった生徒さんに、逞しくなって、立ち直ってほしい、と思って考え始めたことです。

音楽は、単に生きることを考えた時には全く必要がないものです。でも、自分や周りの人の心や日常を潤すためには、必要なものです。もうひとつ。ヴァイオリンを弾くことは、自分のアイデンティティーのひとつです。これがあることで、自信を持つことが出来る場合があります。これらはよく言われることで、その通りだと思います。それに付け加えて、わたしが一番強く伝えたいと思っていることを書きます。

ヴァイオリンを習い、練習し、続けることは、より良い人になるためにプレゼントされた手段だということです。それぞれ、どんないきさつでヴァイオリンと出会ったかは違うと思いますが、出会って魅せられて、取り組むことにしたことには意味があると思います。

お客さまの前で演奏することは大変なことです。練習を積むのは辛いし、本番は緊張で倒れそうになったりします。うまく弾けるかしら?間違ったら恥ずかしいな、止まっちゃったらどうしよう!こんな不安と闘わなければなりません。この不安は考えれば考える程大きくなっていきます。これをわたしは密かに不安モンスターと名付けています。

不安モンスターは、恐ろしい怪物となって、本来の自分を襲撃してきます。そこでつぶれたら自分の負けです。けれども人前で音楽をやろう、なんて考える人は、元々気持ちと我が強いので、負けを認めるなんてもってのほかです。ですから、不安モンスターとの戦いが始まります。不安モンスターは自分が創りだした怪物ですから、自分との闘いです。

でも、始めはどう闘って良いのかわかりません。闇雲に弾きまくってみたり、げんを担いでみたりします。これではダメだと感じると、作戦を立てるようになります。

作戦は、敵を知ることから始まります。不安の原因は何なのかを探ることからスタートです。具体的な原因は人それぞれですが、共通しているのは、自分の気持ちの向け方が違っていることです。大体、不安の原因は人なのではないでしょうか。あの人にどう思われるのだろう、とか、悪口を言われたら嫌だな、とか、あの人より上手いという評価が欲しい、とか。音楽をする方向として、これはおかしくないでしょうか?

ではどうしたら良いのでしょう?自分の演奏の目的を正せばよいのではないでしょうか。

演奏は、自分の心の中の声を世の中に発信する手段のひとつです。嬉しかったこと、感じた幸せ、悔しかったこと、人には言えない辛いこと、そんな感情を音符に乗せて発信するのが演奏です。発信する音と音楽に、メッセージ力があればあるほど、聴く人の心に届きます。不安モンスターに心を乗っ取られたら、それが出来なくなります。ですから、自分が何を表現したいのか、何を伝えたいのか、を明確にすることが大事です。そして、今出している音、出そうとしている音、そしてもし音楽に集中するのです。それで失敗しても、メッセージは聴く人に届くし、不安モンスターはなりを潜めて、満たされた気持ちになることができます。

この一連の自分との闘いは、人生と同じだと思います。生きていくのはとても大変。いつも不安と闘っていかなくてはなりません。誰かと競い合うより、自分と闘う方が辛いし大変です。どんなに自分が平常心でいたくても、他の人との比較が付いて回るし、自分にとっての雑音が常に耳に入ってきます。そこで人を相手にもがくことは賢くないのですね。自分と向き合って、心の逞しさを持てば、大概の問題は乗り越えていけるように思います。心身ともに逞しくなっていくことは、よりよい人になっていくことと同じだと思います。自分の不安を自分で解消できずに、イジワルをしたり、誰かを貶めたりする人ではなくて、逞しい心で、赦せる人、愛せる人、思いやりのある人になっていく手段として、ヴァイオリンを弾いてほしいと願っています。わたしは、そんな人になりたくて、そして、それを伝える人になりたくて、ヴァイオリンを弾き、教える仕事を選びました。まだまだ不安モンスターと闘っている最中ですが、不安モンスターも神様から与えられたプレゼントだと思って、試行錯誤していこうと思っています。

ヴァイオリンを手にした人たちが、強く逞しい人に成長して、世の中に愛を発信していったら、つまらない争いや事件が起こりにくい日常が生まれるのではないでしょうか。わたしは町の外れで細々と音楽をしている者ですが、そんな夢を持っています。

春のこと

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1_2015-01-18_1024_C0000_000000桜吹雪の季節となりました。

今年の桜は開花が早く、咲き始めから満開までの期間も短く、追われるようにお花見をした、という気がします。昨年は子犬で、見るもの聞くもの全てにビビるため、肩掛け袋に入ったままお花見をしたすももですが、今年はリードを付けてしっかり歩き、他のワンちゃんともコミュニケーションを取りながら、お花見が出来ました。犬バカですが、ずいぶん成長したな〜、と嬉しくなります。

すももは、体が小さく、相変わらずのビビリではありますが、根はなかなか逞しく、ちゃっかりしています。この天然の強さに、わたしはよく助けられます。命あるものとしてしっかりと生きる姿に、生きることの原点を見せられ、何事も全力で為すことを教えられます。すももはいつも一生懸命です。ウチに来てくれたことに感謝です!

春の大きな出来事のひとつにイースターがあります。今年は、ディズニーリゾートや街中でも卵をモチーフにしたイベントやグッズを見かけましたが、卵のお祭りではなく、キリストの復活祭です。教会の行事の中では、クリスマスよりも嬉しく感じる行事です。

今年は、近所の本郷台教会の礼拝に出席させていただきました。この教会の足踏みオルガンの音色を聴くと、なぜか心が緩みます。牧師先生の、研究の行き届いた細やかな時代背景の土台の上に立った、聖書の読み解きとメッセージがスッと心に入って、穏やかになります。今年に入って時々通わせていただいている教会ですが、近くにこんなに素敵な教会があったのか、と嬉しく思うこの頃です。

このイースターの日は、午後にも嬉しいことがありました。昨年の夏にドイツに行った時に再会した友人が一時帰国して、コンサートに出演するというので、行ってきました。ゲスト出演ということで、彼女の演奏は一曲でしたが、メインの柳瀬洋さん、佐和子さんご夫妻のクラリネットとピアノの演奏も、若いクラリネット奏者の演奏も、バセットホルンの方の演奏も、素晴らしかったです。友人の演奏は、5年ぶりに聴かせていただきましたが、とても懐かしくて、でも新鮮で、胸がいっぱいになりました。彼女の人生は波瀾万丈で、とてもドラマチックで、わたしの中にはない人生の選択をされるので、いつも驚かされますが、地道に神様と向き合って生きる姿に励まされます。何があっても、今、自分がどうすることが最善なのかを問いながら生きることを教えてもらっています。

わたしは、日々の些細なストレスでも巻き起こる、自分の中の強風に、真っ直ぐな心が吹き飛ばされ、すぐに揺らいでしまうのですが、友人やすももを見倣って、逞しくなりたいと願っているところです。

年度と年度の間の、ホッと出来るつかの間の時間を、家族や友人と分かち合えることに感謝です!明日から幼稚園と音楽教室の仕事の新年度が始まります。励まねば!

2015年スタート

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1_2015-01-18_1032_C0004_000000新しい年になりました。。

我が家では昨年末から、健康に関すること、特に食事について考え直すきっかけになることが続々と起こり、ガラッと生活が変わりました。一番変わったのは食事の摂り方と、内容です。それから歩くようになったこと。

今までは、食べたいものを食べてきましたが、腸の健康を考えて食物繊維を積極的に摂ることや、腸の中の菌のことを考えたメニューに変えました。すると、、、体って変わるのですね!

お通じが快調になる→お腹が空く→食物繊維や発酵食品を考えて調理し、食べる→お通じ良好!→体重が減り、気持ちもスッキリ

お通じが快調になる→気分が良く、体が軽い→機嫌の振り幅が小さくなり、少々のストレスにはイラッとしなくてすむ→家庭円満&心の平安

などなど、良い兆候をこの数日実感しています。食べることは生きること、とよく耳にしますが、生きる=暮らしですから、気持ちよく過ごすことは、食生活からスタートするのかもしれませんね。

毎年、12月は体調を崩しやすいのですが、昨年もやっぱり最後にインフルエンザにかかり、バッタリしてしまいました。今年はそうならないのが目標です。

今年も多くの方との関わりの中で暮らす毎日がスタートしました。レッスンに通ってくださる皆様が、すてきな音楽との暮らしを楽しめるように、わたしは日々、勉強と努力です!

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2014年

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1_2014-12-31_0402_C0006_000000今年もあと2日になりました。今年も例年と同じように、年の瀬を迎えました。感謝です。

今年は、お正月にすももが家族になって始まりました。順調に成犬になり、わたしたち夫婦にとっても、加藤ヴァイオリン教室にとっても不可欠な存在になりました。レッスンの終わりの挨拶「ありがとうございました」を覚えてしまい、これが聞こえると、遊んで!と騒ぎ始めます。生徒さんたちにたくさん可愛がっていいただいたおかげで、人が大好きなわんこになりました。ありがとうございます!

2月は大雪が土曜日に二度も降り、教室の生徒さんたちのレッスンが出来ずにハラハラしました。でも、3月の試験では、みんな実力を発揮して、素敵な演奏をしていました。。

4月からは新学期。今年度は新しく、中学生と高校生を中心とする弦楽合奏のクラスを担当することになり、勉強すべきことが増えました。

5月、6月、7月、8月は、教室の生徒さんの選抜コンサート、加藤ヴァイオリン教室の勉強会、コンクールを受ける生徒さんのレッスン、教室のキャンプのための室内楽と合奏の指導、と、生徒さんたちとの関わりがいつも以上に増え、密度も濃くなっていた時期でした。気持ちを切り替えながら、目の前にいる生徒さんのことを、その時その時で考えていく、よい訓練になりました。

8月は、パリとカールスルーエに旅行に行きました。大事な友だちに会うことが出来たことが、今年一年で一番嬉しい出来事でした。

9月は教室の前期試験があり、自宅の方ではいよいよ発表会の準備が始まりました。また、クリスチャン音楽家による合唱団とオーケストラ『ユーオーディア』の公演があり、台湾からのクリスチャンのメンバーとともに、賛美の夕べの公演に参加しました。国や言葉の違いを超えて、一緒に賛美できる幸せに感謝した一週間でした。さんぽみちでのコンサートにも出演して、ドビュッシーのヴァイオリンソナタを初めて演奏しました。

10月はキャンプでの室内楽の発表コンサートがあったり、コンクールの本選に挑戦する生徒さんのサポートをしたりするなか、いよいよ発表会に向けての準備が本格的になってきた月でした。

11月に入ると、クリスマスシーズンに向けての準備が始まり、練習が増えました。一年ぶりに練習する曲もあり、気持ちがクリスマスに向けて高揚していく毎日でした。

12月は、幼稚園でのバイオリン発表、翌日には県民ホールでの発表会、教室のクリスマスコンサート、そして、教会でのクリスマスコンサート、保育園や子育て支援センター、デイサービスでのクリスマスコンサートと、教えたり、弾いたり、音楽三昧の日々でした。

振り返ってみると、常にすべきことがあり、目標があった、有意義な一年でした。そんな風に過ごせたのは、周りの皆様のおかげだと、感謝しています。

大変な時に支えてくれる家族(すもも含む)、困った時に相談に乗ってくださる上司と同僚、関わることで学ぶべきことを示してくださる生徒さんと保護者の皆様、おしゃべりしたりランチに行ったり、悩みを相談したり、くだらないことで大笑いしたりできる友だち、共に祈り合って、支え合うことのできるクリスチャンの仲間、、、人との関わりの中で生かされていることに感謝です。ありがとうございました。

来年も、成長できるように、日々、頑張ります!

ヴィオラ

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昨年度から、勤めている音楽教室で弦楽合奏を担当することになりました。それまでは、個人レッスンのみの担当だったので、合奏指導は初心者です。一緒にクラスを受け持つ先生方にいろいろなことを学んでいます。でも、生徒さんにとってはわたしも他の先生と同じ、合奏の先生、なので、いろいろなことを質問されるし、頼られます。時には指揮もしなければなりません。

アンサンブルは、自分が弾くのと教えるのとでは、感覚が全く違うことを感じながら関わっています。音で伝えられないことを教えるためには、なるべくあいまいな表現ではなく、伝わる言葉で感覚を表さなければなりません。それを考えるおかげで、今まで何となく弾いてきたアンサンブルを、分析するようになりました。

音程やリズムの感覚を他の人と合わせて、みんなでひとつの曲を弾くことは、とても楽しいことです。たくさん経験することが、アンサンブルの能力を高める一番の方法なのではないでしょうか。

弦楽合奏を担当するようになって、もうひとつ新しい仕事が増えました。それは、ヴィオラパートを担当することです。学生時代に持ち替えで、オーケストラで弾いて以来、ほとんど自分で弾くことはなかったのですが、ここへきてその必要が出てきたのです。ずっと、楽器は大学のものをお借りして弾いていましたが、大学の楽器はわたしには大きすぎて、体にかかる負担が大きく、辛いので、思い切って、購入することにしました。せっかく買うのだから、作ってもらおう!と思いつき、江古田の駅前で工房を開いている、村川拓人さんとおっしゃる職人さんに作っていただき、11月27日に完成し、手元にやってきました。

この楽器は、教室のクリスマスコンサートでデビューする予定なので、テレマンのドン キホーテのブルレスカと、ハイドンのハレルヤコーラスを練習しています。

これから、300年生き続ける楽器の、最初の持ち主になりました。なんて楽しい、素敵なことでしょうか!植木さんの作ったヴァイオリンを最初の持ち主として使わせていただいて15年。村川さんのヴィオラも健やかに育てたいと、ワクワクしています。

発表会終了

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1_2014-12-07_1422_C0007_00001512月7日、県民ホール(小ホール)にて発表会をしました。

生徒さんに感想を聞いてみると、楽しかった、自分の成長を感じました、意外と緊張しなかった、などのポジティブな感想が多く聞かれました。

楽しかった気持ちを大事にして、次の目標に向かって練習してくださいね!

神奈川県民ホールa

 

 

基本

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1_2014-10-18_1307_C0012_000322暑い夏が今年はあっさりと過ぎ去って、過ごしやすい九月があっという間にすぎてしまいました。

ベルとの別れ、ユーオーディアの賛美の夕べで台湾からの音楽家の皆さんと一緒に演奏したこと、ドビュッシーのヴァイオリンソナタを初演奏したこと、音楽教室の生徒さんたちの前期試験とコンクール準備、、、。そして、最後の最後にとうとう風邪を引きました。それから約一週間、やっと調子が戻って来ました。

忙しいというのは感謝なことで、しなければならないことが沢山あっても、なんとかこなせるばかりでなく、逆にはかどってしまったりします。でも、ツケは回ってくるもので、風邪という形で体を休めることになってしまいました。

色々なことがあった九月を振り返って、今、基本というキーワードで頭の中がいっぱいです。基本に立ち返る、基本を繰り返す、基本に忠実に、、、etc.。演奏も、家事も、人間関係も、暮らし方も、基本を忘れると気持ちが悪く、ストレスがたまる原因になると思うのです。自分の基をしっかり持って仕事をし、周りの人と付き合い、暮らすことに立ち返りたいと思っています。

仕事でいえば、ヴァイオリンの良さ、魅力は音の美しさにあると思うので、美しい音を出せるフォームとボウイングに立ち返ることが10月のテーマです。いつもいつも、レッスンでしつこくボウイングの練習を行っていますが、さらにしつこく弾いていただこうと思っています。

基本がしっかりしていれば、音楽も、生き方も、気持ちよく変化すると信じて、日々練習です。

ベルも天国へ

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Blackmagic Cinema Camera_1_2013-07-14_2134_C0010_000010暑さも一段落した9月4日、実家で母と暮らしていたポメラニアンのベルが天国に行きました。

ベルは1996年生まれの16歳。長生きでした。

ベルは吉祥寺のサンロードの西友前で売られていました。弟とわたしが気に入って、大急ぎで母を呼び出し、買ってもらいました。わたしがたくさん苦労をさせてしまったので、小さい時はガリガリの痩せっぽちでした。母の所に行ってから、心が安定したのでしょう。すっかりポメラニアンらしくなりました。

ベルは、わたしが辛かった時、いつもわたしのそばにいて、気持ちに寄り添っていてくれました。実家に行くと、全身で喜びを表現してくれました。いなくなってしまって、とても寂しいですが、肉体の苦しみから解放されて、天国でモモと遊んでいるのかな?なんて想像しています。

今年に入ってからは、病気続きでしたから、母は毎日気持ちの休まる時が無かったと思います。きっとベルは母に感謝していると思います。

モモもベルもすももも、人からしてもらった事を素直に受け取って、ありがとう!と伝えてくれます。嬉しいよ!とか、美味しいよ!とか、寂しいよ!とか、嫌だよ!とか、犬の表現には嘘がありません。だから一緒にいて、こちらも素直になれるのですね。ベルがいなくなって寂しいことを、ちゃんと味わって、だんだん消化していきたいと思います。

夏の旅行〜その2〜

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BMPCC_1_2014-08-13_0013_C0007_000000ムーランルージュを観た翌日、ドイツに移動しました。フランクフルト空港から、ドイツの新幹線に乗って、カールスルーエに着きました。

ここには、20年来の友だちが住んでいます。4年ぶりの再会でした。

再会を喜び合ってから、まず連れて行ってくれたのは、カールススーエの音楽大学でした。ここは、その友だちの母校でもあり、一昨年、夏期講習で指導していただいたヘルシャー先生が教鞭をとっていらっしゃる大学です。ピンク色のお城が校舎で、他にレッスン棟や練習棟があるそうです。学校のまわりは何もなくてのどか。音楽をじっくりと勉強するには最高の環境がそろっていました。夏休み中、ということでしたが、学食や講堂をのぞいたり、お庭を歩いたりすることはできました。練習棟からは、学生さんが練習している音が聴こえてきました。

その後、カールスルーエのお城を見て、庭園をぐるっと回る小さな電車に乗って、爽やかなドイツの夏を感じてから、街に行って買い物や食事をしました。街の中には、古い建物がそこここに残っていて、その中のひとつに<ブラームスの交響曲第1番を初演した>建物がありました。今はホールではなく、洋服屋さんが入っていましたが、外側はそのまま残っていました。連れて行ってくれたレストランは、素敵なお庭のあるレストランでした。ドイツ料理の、お肉ばっかり&大味のイメージとは違い、サラダなどの野菜がたっぷりのメニューもあり、味付けも美味しくて、これまでの印象がかわりました。ビールはもちろん美味しかったです!

翌日は、ハイデルベルグに連れて行ってもらいました。ここは、ドイツでも一二をあらそう人気の観光地、ということです。

BMPCC_1_2014-08-12_2350_C0004_000103お天気にも恵まれ、気温は低めで湿度も低く、カラッとした、最高の観光日和でした。古い教会とお城、その城下町が観光地として残っている街でした。石畳に石でできた建物と教会、青い空、山の緑、山に立つ古いお城。お土産屋さんを除けば、タイムスリップしたような光景です。ケーブルカーで山を登って、お城に行ってみると、ますます、時代がわからなくなるような感覚になります。お城には戦争をした跡なのでしょうか、壊れている場所や、弾の跡などがあり、そこにいた人々のことを想像してしまいました。お城から見下ろすと、川があり、オレンジ色で統一された家々の屋根があり、教会の鐘があり、目を上げると広い広い空があり、風が吹いていて、なんともいえない良い気持ちでした。

翌日は、ブラームスの歩いていた界隈や、ライン川の近くに連れて行ってもらい、最後にビールを醸造している工場でビールを飲んでソーセージなどを食べて、空港へ向かいました。

ドイツでの3日間は、友人がすべて案内してくれて、電車の時刻から、乗り方から、乗り換え方法から何から何まで教えてくれて、ドイツ語でチケットの交渉をしてくれて、レストランでは、メニューを全て訳してくれて、注文してくれて、お土産の紹介からレジの作法を教えてくれて、、本当に本当にありがとうです!

BMPCC_1_2014-08-12_2342_C0000_000000何よりも、会うことが出来て嬉しかった!観光の合間にいろいろ話せて、楽しかった!すっかりドイツに馴染んで、日本にいた時よりも生き生きとしている姿を見られて、本当に嬉しかったです。言葉のことや、生活習慣のことなど、けっして簡単に馴染んだわけではなかっただろうと思うのに、楽しく、幸せに暮らしているなんて、とてもかっこいいと思います。自慢の友だちです!また会いに行きたいと思います。今回はお世話になりました。心から感謝です。

最後に、友だちに会いに行きたいんだけど。。。というわたしの希望を叶えてくれて、飛行機の手配、ホテルの予約、レストランの予約、それからわたしの分のお土産も鞄に入れてくれた夫に感謝します。また、旅行しようね!ありがとう!