2015年度末

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IMG_09482015年度が終わろうとしています。

2015年の4月からこの3月までの一年を振り返ろうと思いましたが、手帳なしでは何があったか思い出せない。。。忘れっぽくなっています。

手帳を見返してみると、あったねこんなこと、あー!そうそう、とほんの数ヶ月前のことなのに、とても懐かしく感じることばかり。366日ってあっという間ですね。

たくさんの生徒さんのレッスンを通して、それぞれの成長をみることができました。同時にわたしの勉強にもなりました。教えることも日々勉強なので、困ったことが新しい発見につながって、それによってわたしも成長するのです。手帳のメモをみると、その時々に考えたことや閃いたことが書き込んであり、どう伝えたらよいかを考えていたことを思い出します。

わかりやすく伝えることは、良い先生の条件の、正しく伝える、に次ぐ大事なことだと思います。

おかげさまで、生徒さんの数が増えてきて、先生としての生活がとても充実しています。生徒さんそれぞれのペースで、ヴァイオリンを習いに来てくださいますが、幸いなことに、熱心な方が多く、教え甲斐があります。5年、10年と長く続けてくださる方が多いのも嬉しいことです。

ヴァイオリンは、難しい楽器です。ですから、1年や2年ではなかなかモノにはなりません。始める年齢にもよりますが、まさに、石の上にも三年、です。それを保護者の皆様がよく理解してくださり、思うように上達できない辛い時期でも、一生懸命にお子さまを励まして、通ってくださって、本当に頭が下がります。その様子に、わたしもなんとか上手にしなければ!とやる気が湧いてくるのです。

先生ではないわたしの一年は、よく練習した一年でした。昨年11月に初めて開いた近所でのコンサートは、大変感謝な経験となりました。今年もやります!また、トリオの活動や、教会でのコンサートなど、良い仲間と共に音楽をすることができて、とても勉強になっています。一人で練習だけしていても、上達しないのが音楽です。誰かと一緒に演奏することで、刺激を受けたり、間違いに気がつかせてもらったりできるのです。そして、自分が上達すると、不思議なことに新しい人脈が広がったり、チャンスが巡ってきたりするのです。わたしの今の日常は、教える仕事が大半ですが、こちらの方でも思いがけない先生とお話しができる機会が巡ってきたりするのです。よくわかりませんが、自分の音楽向上意欲が高まって、努力ができていると、自信のようなものがわいてきて、それが良いことを引き寄せるのではないかと感じています。

4月からの2016年度は、生徒さんたちもわたしも、どんな風に成長できるのか、ワクワクしています。一歩一歩、まずは今できることから、気がついたときにすぐにやることをやってみようとおもいます。

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