トリオ エスパス

標準

22日に、とても粋なトリオの演奏を聴きました。

ヴァイオリンは相川麻里子さんという方で、以前お仕事でお世話になった方です。お仕事をご一緒させていただいた時、ものすごく上手くて、なんだこの人!?と衝撃を受けました。経歴を知って、あぁなるほど、と思いましたが、一流の演奏家にもかかわらずとても気さくで、おもしろいので、普通におしゃべりさせていただいています。

チェロは植木昭雄さんでした。植木さんはわたしのお借りしている楽器の制作者、植木繁氏のご子息です。楽器屋さんに行くと時々いらっしゃって、優しくいろいろ話してくださいます。この方も、国内外で活躍する、日本を代表する音楽家です。

ピアノは佐藤勝重さんとおっしゃる方でした。

相川さんと植木さんの演奏は、別々には何度も聴かせていただいたことがあるので、一緒に演奏されるということで、とても楽しみにしていました。

プログラムは今年生誕150年のドビュッシーと、チック コリアの作品でした。

3人の賢者が集まると、こんなにすっきりと粋な仕上がりになるのか、と感激しました。3人それぞれの音色と音楽が、同じ時間の流れの中にぴったりと収まって、個性もあるけど、一体感もあるのです。聴いていて、とても気持ちが良かったです。

今後も3人で演奏していくそうなので、楽しみです。

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